袖山敦志選手 プレスアングラーレポート


スタート前にお話を伺うと、プラでは魚にはあまり触れなかったけど、かなりいい手応えを掴んでいるとのこと。

「古渡まで走ります!」

土浦新港から一気に古渡まで行き、釣りをスタート。

沈みテトラをシャッド、クランク、スピナベ、ネコリグ、スモラバとローテーション。
1時間程流しましたが、ノーバイト。

大山スロープ周辺の石積みに移動。

ここではシャッドをメインに、要所要所でネコリグやテキサスリグを打っていきました。

8時12分 シャッドに待望の1本目!

「とりあえず落ち着いた」と袖山プロ。

立て続けにシャッドにバイトしましたが、これはバラシ…

約1時間流しましたが、後が続かないので移動となりました。

次のエリアは今回のメインエリアの霞ヶ浦東岸エリアの石積み。

ここではテキサスリグで石積みの隙間や冠水植物を打っていき、沈みモノや杭に対してはシャッドとスピナベを通していきました。

9時40分 石積みに対して丁寧に打っていたテキサスリグにヒット!
1本目に続き2本目もナイスバス!

今回の本命エリアでの1本だったので、袖山プロも狙い通りといった表情でした!

さらにその10分後、コース取りが難しいスポットに袖山プロが放ったスピナベにヒット!
…しましたが最初は根掛かり? と思いましたが、魚!

ですが、あまりにも引くのでおかしいな? と思っていると

「キャットです…」

とおっしゃったのでカメラをおろしましたが、上がってきたのはバス!

杭に2回程巻かれてラインも擦られていましたが、なんとかキャッチ!
2㎏近いスーパーキッカーでした!

この魚には袖山プロとガッチリ握手!
後ろで見ていてシビれる1発でした!

この後も石積みを丁寧に攻めましたが、バイトが浅くフッキングまで持ち込めず追加ならずでした。

ですが初日2位につける3035g!
しかも1835gのビッグフィッシュまで!

僕は見ていてかなりいい釣りが出来ていたと思っていたのですが、袖山プロはミスがあったことで悔しさが滲み出ていました。

ですが帰着すると、初日2位につける3035g!
しかも1835gと初日のビッグフィッシュまで!
終わってみればかなりの好スタートでした!


2日目。
前日とは変わって曇りのち雨の予報。
練習時にはなかった天候で、どうなるか分からないと言っていましたが、表情は自信に満ち溢れていました。

向かった先は初日に連発した東岸の石積みエリア。

天候が曇りだったので放射冷却と水温低下も少ないと見込んで朝一に入ったとのことでしたが、到着すると、予想以上に水温が下がっていて、袖山プロも予想外と言っていました…

流し始めて約3時間。
ラバージグに待望のバイトがありましたが、無念のラインブレイク…

こまめにラインを結び変えていたのを見ていたので、なんで…?といった感じでした。

その後はバイトが無く、風表に移動したりテトラに入ったりしましたが、ノーバイト。

少しだけ水温が上がった11時頃。
朝一の石積みエリアに戻り、今度は石積みではなく、インサイドにある沈みモノや杭をバズベイトで流していきました。

流しはじめてすぐに、杭の横を通過したバズベイトに強烈なバイト!

超至近距離のバイトにビックリしましたが、バッチリフッキングが決まり最後は抜き上げで勝負あり!

空中でフックが外れましたが無事デッキに乗りました。
まさに紙一重の1本で、前日のビッグフィッシュ以上にこの1本は、僕もしびれました!

この後はテキサスに持ち変えて石積みを打っていきましたが、バイトが浅くフッキングまで持ち込めず終了となりました。

迎えたウェイイン。
初日トップの小島プロとは約100g差。

この1本のウェイトは…700g!

対する小島プロは最終日無念のノーフィッシュ。
この瞬間袖山プロの優勝が決まりました!

クラシック初出場で初優勝!

このような素晴らしい瞬間に立ち会うことができ、まさに感無量でした!

クラシックにかける思いがかなり強かったようなので、優勝することが出来て本当によかったです!

WBSのスタッフの皆様、このような機会作って下さり本当にありがとうございました。
そして早朝から夕方までお疲れ様でした。

最後になりますが、優勝された袖山プロ本当におめでとうごさいます!
2日間素晴らしい時間をありがとうございました!

プレスアングラー:鈴木亮太

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