JLBA 1st Report


J.L.B.A.第1戦を制したのは
佐藤真理&水村真由美チーム!

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日本で唯一の女性だけのバストーナメントであるJ.L.B.A.
第1戦が晴天に恵まれた5月25日、松屋ボートをベースに、
新利根川&州の野原で行われた。
W.B.S.を母体とする女性だけのバストーナメント団体
「J.L.B.A.」の2014年度第1戦が、松屋ボートをベースに、
新利根川&州の野原で行われた。

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今回も競技エリアは、霞ヶ浦の州の野原と新利根川本流(上流は堰まで)だ。州の野原は、アシに覆われたシャローエリアのほか真珠棚や台船などのストラクチャーがあり「釣れればデカイ」といわれるほどビッグフィッシュの実績は高い。

一週前に行われたW.B.S.の第2戦でも、州の野原をメインで釣ってきたチームが上位入賞をしていたが、釣り方に工夫が必要なようだった。いっぽう新利根川は、バスのサイズは選べないが、個体数が多いため、初夏からのトップシーズンは非常に人気の高いフィールド。

試合当日は、3日前に降った大雨の影響で若干の濁りが入っていたが、最近の実績をみると、コンディションのいいバスが多数釣られていたようだった。肌寒く感じられた試合当日の早朝、午前5時半頃にスタート。州の野原に向かった1艇を除く3艇は、新利根川の上流へバウを向けた。

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朝イチに州の野原へ向かった森田&山上チームは、
前々日のプラで手ごたえを掴んでいたシャローエリアで
シャッドとスピナーベイトを巻き、バイトを得ていた。
しかし、予想に反して釣れたバスのサイズが小さく、
他の大会参加者たちの船が多数州の野原に入ってきたため、
約1時間で州の野原を後にする。

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午前9時になる頃には強い日差しが照りつけ、初夏を感じさせる天気になった。その時間、J.L.B.A.のメンバーはすべて新利根川の中流から上流で勝負していた。そんななか、優勝に輝いたのは、佐藤真理&水村真由美チームだった。

 

新利根川に架かる圏央道周辺をメインに釣り、5匹で3,190gという見事なウエイトを釣り上げた。

 

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「前日プラに入りました。バスがアフターなのでタテストか?と思い、州の野原の真珠棚や杭をやってみましたが釣れませんでした。そこで鳥小屋の前をやってみたら釣れたのですが、シェードについていたバスだったので、当日はカバーなどのシェード狙いにすべきだろうか?と思ってプラを終えました。

 

今日は州の野原ではなく、新利根川の真珠棚のシャローに入ってエコスワンプのジグヘッドワッキーで1匹目を釣りました。
しかしその後バイトが続かず、どうしようかと思っていたところ水村さんが『矢板は?』といってくれたので、圏央道付近の矢板エリアに行き、水村さんがカットテールのネコリグで2匹目を釣ってくれました。

 

このパターンでいける!と思って、矢板や矢板エリアのシェードをメインにし、矢板の際にリグを落としてブレイクまで引くイメージで釣りをしていき、結果、私に3匹、水村さんに2匹釣れて、リミットを揃えることができました」と佐藤選手は語った。

 

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「4月27日のオープン戦のときに、エリアは違いますが矢板がよかったですし、昨年も同じ時期に行われたJL.B.A.第1戦でも新利根川の矢板エリアで釣れたので、もしかして今日も矢板にバスがいるかも、と思ってやってみました。本当に釣れてよかったです」と水村選手は語った。

 

「今日は練習ではまったく手をつけていない場所で釣れたので、はじめて“いまを釣る”ってことができたように思います。ビッグフィッシュ賞も取ることができ、本当にうれしいです」と佐藤選手は喜びを噛みしめた。

 

【タックルデータ】
■佐藤真理選手
ロッド:ダイワ/T.D.バトラー661LXS SPARROW
リール:ダイワ/TD-Z2560C
ライン:ダイワ/フィネスブレイブ6lb
ルアー:レイン/エコスワンプ(霞ジンゴロームカラー)+1/16ozジグヘッドワッキー

■水村真由美選手
ロッド:ロッド:ダイワ/エアエッジ661LB
リール:ダイワ/T3
ライン:サンライン/BMS8lb
ルアー:ゲーリーヤマモト/5-3/4inカットテールワーム(グリーンパンプキンカラー)+1/16ozシンカーのネコリグ

 

3位と10gの僅差で2位になったのは
3匹で1,270gだった塩谷みな&瀬尾まいチーム。

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ふたりで前日プラもして、新利根川上流域をメインに釣ったという。「今日はプラで手ごたえのあった圏央道よりも上流にある
笹や竹のレイダウンやシェードをメインに釣りをしました。

 

朝はローライトだったのでレイダウンの手前でもバイトはあったのですが日が昇ってからはカバーの奥にバスが入っていったので私は5-3/4inカットテールワームのノーシンカーを

 

カバーの奥に入れていきました」と塩谷選手は語った。塩谷選手とともにイッセー/スパテラ4inのネコリグでカバーを撃っていた瀬尾選手は、「バイトがあってもなかなかノラなかったり、バレてしまうこともありましたが、1匹釣れてよかったです」とコメント。

 

瀬尾選手は4月に行われたオープントーナメントに参加し、それがきっかけで今年からJ.L.B.A.のメンバーになった。ひとりででも釣りに出掛けるほどの釣り好きなので、今後トーナメントでも活躍してくれることだろう。

 

 

僅差で3位になったのは、3匹で1,260gをウエイインした森田友子&山上美歩チーム。

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朝イチにビッグバスを狙って州の野原で1匹目を釣るもサイズが伸びず、残りの2匹は新利根川で釣った。
「金曜日のプラでは、ダイワ/Dシャイナーで1kgオーバーのバスが釣れていたのでシャローメインでシャッドを投げる作戦でした。
しかし釣れたバスは400gほどしかなかったのですぐに新利根川のシェードパターンに変更し、ダウンショットやショットワッキーでカバーを撃っていきました。

 

釣れた3匹のうち2匹はDシャイナーで、残りの1匹はドライブクロー2inのダウンショットです」と森田選手。山上選手も朝イチにスピナーベイトでバスを掛けるもジャンプ一発でバレてしまい、悔しい結果となってしまった。

 

「昨年はJ.L.B.A.をお休みしていましたがホームページなどで皆さんの楽しそうな釣りを見ていたらやっぱり参加したくなり復帰しました。今年も楽しく釣りをしたいです」とコメントしてくれた。

 

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次回の第2戦は6月29日(日)。
霞ヶ浦のマルトボートをベースに土浦周辺エリアで開催される。興味のある女性の方は、試合への参加はもちろん、見学も大歓迎! ぜひ会場にいらしてください。

 

J.L.B.A.は随時、お試し参加のメンバーも募集しています!バス釣り好きな女性はぜひお越しください!
(レポート 堀井ゆう子)

 

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