罵州雑言

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その555 魚釣りだよ人生は!


 

 

昨日も作業だった。

何かといろいろあるもんだ。

が、夜半から明け方にかけて雨が降ったらしく、

屋外での作業は限られてしまった。

びしょ濡れ状態だったからね。

 

で、事務所の掃除に取り掛かった。

小さい方の冷蔵庫掃除は終わっていたので、

大きい方の冷蔵庫と棚の掃除を始めた。

上から下までの全てを掃除すると結構な時間が掛かるものだ。

気がついたら昼だった。

 

 

555refrigerator

 

要らない物が想像以上にあったので、

ゴミの処置にちょいと苦労したが、何とか片付いた。

ゴチャゴチャしていた場所もスッキリとしたし、

念願だったタオル掛けもどうにか様になった。

 

一段落して休憩をしていると、見かけない車が入ってきた。

「何ですか?」。

怪訝そうに尋ねたら牛久警察の警察官・刑事だった。

 

「何か事件ですか?」。

「この先でトラックが盗難にありましてね。今しがたのことなんです。

で、ここに入ってきた次第で。怪しい車が入って来ませんでした?」。

「いや、誰も来ていませんね」。

「どうもお休みのところ、お邪魔しました」。

と言う感じの会話を交わして警察官は出て行った。

 

年の瀬だから窃盗事件が多いらしい。

我がFish村も狙われて被害にあったからね。

それにしても酷い奴がいるもんだ。

他人様の財産を掠め取って暮らすなんてぇ、大した馬鹿野郎だな。

忘れていた過去をまたしても思い出したので、

ロッド担いで霞ヶ浦の湖畔に立った。

 

 

555kasumigaura

 

ビュンと投げる。

クリクリクリと捲く。

また、ビュンと投げる。

また、クリクリクリと捲く。

表水温は前の日より1℃ほど上がっていたけれど、

魚からの便りは届かなかった。

でも、心の中のモヤモヤは消えた。

 

 

 

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