罵州雑言

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その493 稚魚放流


 

 

昨日は、公益財団法人 日本釣振興会茨城県支部による

クロダイの稚魚放流にスタッフとして参加してきた。

放流場所は大洗マリーナ、

ここから太平洋へと旅発つ稚魚たちを見送ってきた。

幼稚園の園児たちと一緒に。

 

 

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全てはフックシステムの星井さんが段取りをしてくれたので、

俺は大洗マリーナに行くだけで後は雑務だけだった。

が、このところ水戸まで行くことが多い。

(公財)日釣振茨城県支部の役員になってからは、

アレコレに引っ張りだされる。

これはこれで結構な厳しい状況である。

なんたって釣りの時間が減るじゃないの!

でもね、喜ぶべきこともある。

それが今回の様な子どもたちの笑顔に遭遇出来ることだ。

 

 

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ライフジャケットを身につけて、

係員からクロダイの稚魚が入ったバケツを受け取ると、

子どもたちは楽しそうにバケツを桟橋まで運んでくれた。

 

 

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桟橋では危なくないように腰を下ろした。

で、桟橋からバケツに入った魚たちを放流したのである。

ザバザバと水と一緒に魚たちが海へと放流されて行く。

“元気に育ってね。大きくなるんだよ。釣られないでね”

子どもたちは心の中で祈ってくれた。

 

 

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放流を終えた子どもたちに、

「楽しかった?」と聞くと、「楽しかった!」とすぐに返ってきた。

嬉しねぇ! この子たちはきっと、

小さな命を大切に思う人に育つだろう。

そんな思いが充満した昨日のイベントだった。

 

 

 

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