罵州雑言

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その461 懲りない連中が……


 

 

早朝にトップウォーターゲームを楽しもうと、

防塵挺身隊の新井哲也さんと出掛けた。

が、折からの強風で湖岸線はザブザブのザブザブ。

洗濯じゃないんだから、ザブザブは勘弁してね。

それでも、小一時間ほどキャストをしたが、

無反応だったので対象を8月29日用の小物釣りに切り替えた。

 

あちこちの水路を見て回るが草が生い茂り、恰好の場所がない。

やっと見つけたスポットの水路を覗きこむと、

な、な、なんと! 空き缶が散乱していた。

で、先ずは空き缶の回収から。

 

 

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紛れもなく釣り人の仕業である。

それも俺たち同様の小物釣り師だな。

水路の水面に浮かんでいる空き缶を、

一つひとつネガカリ回収棒で拾う。

これから釣りをしようって場所に、ゴミがあるのは勘弁だからね。

これらのゴミを俺たちのせいにされても困るしなっ。

 

一つ、二つ、三つ……おい、おい、まだあるぜっ。

こいつは一日に何本の缶コーヒーを飲むんだ?

糖尿病になるぜっ!

 

 

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結局、合計で5本の空き缶を回収した。

自分が飲んだ缶コーヒーの空き缶を、そのまま釣り場に捨てて行くなんて!

てめぇら釣り場に来るんじゃねぇ!

と声を大にして言いたいね。

 

これらの容器には、

概ね「ポイ捨てしないでください」と書かれている筈なのに、

守れない連中が多いんだなぁ。

そんな連中に限って、外来魚はいらねぇとか、

日本の在来種を守る生態系にとかの訳の判らねぇこと言うんだ。

中には沈めば魚の棲み家になる……なんてぇご託を並べる奴もいる。

 

まったくもって懲りない連中が多い。

自然環境を破壊する釣り人を排除しようと言う動きがある。

そんな動きを阻止したり、抑制するためにも、

心ある釣り人は決してゴミを出さず、もし見つけたら持ち帰ろう。

懲りない連中が釣り場から排除されるその日まで。

 

 

 

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