罵州雑言

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その416 沈水植物を増やしたい!


 

 

霞ヶ浦に沈水植物を増やすプロジェクトに取り掛かっているが、

なかなか進まない。

なんと言っても足りないのが、資金と人手である。

嗚呼、宝くじが当たらねぇかなぁ~。

 

セキショウモ、センニンモ、ホザキノフサモ、コカナダモ・・・・・・、

他にも沈水植物はあるのだろうが、

今回見つけたのはこれくらいだった。

 

 

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これ等の沈水植物は先日の山中湖で見つけたものである。

それも、湖岸に流れ着いている水草を拾っただけだ。

山中湖の波打ち際、湖畔には帯状になって沈水植物が流れ着いている。

霞ヶ浦では先ず見かけない状況である。

いかに山中湖に沈水植物が多いかを物語っている。

羨ましい!

 

霞ヶ浦にも沈水植物が増えるといいなぁー!

と常々思っている。

ヤナギやハンノキなどの水辺の樹木があって、

ヨシやマコモなどの抽水植物があって、

エビモやクロモの様な沈水植物があって、

アサザやガガブタなどの浮葉植物があって・・・・・・。

多様な植物が繁茂する霞ヶ浦になるといいなぁー!

俺の願望である。

 

しかし、霞ヶ浦には流域住民の悪意による不法投棄が、

日常的に行われている。

先日行った山中湖には、そんなゴミは落ちていない。

精々、タバコの吸い殻や飲料容器、釣り糸ぐらいである。

農薬の容器も、医療ゴミも、車の部品も、電化製品も、

殆んど見当たらない。

 

つまり、霞ヶ浦の水の中には、

大量の化学物質が融け込んでいるために、

水生植物が育たないのである。

だったら極々僅かであっても化学物質の流入を阻止しよう!

と言うことで、俺たちの清掃活動は、

霞ヶ浦への化学物質流入を防ぐためのものでもある。

 

 

 

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