罵州雑言

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その340 太陽を求めて!


 

 

暖かくなったね。

昨日なんて、Teeシャツでいいぐらいの陽気だった。

が、まだ風は冷たい。

それでも動植物たちは春の訪れをしっかりと受け止めている。

 

植物たちは芽が出し、花を咲かせ、葉を伸ばし、

太陽光を一身に浴びている。

成長するためである。

俺たち人間も部屋に閉じこもっていないで、

屋外で陽の光を浴びて太陽の恵みに感謝しよう。

太陽の光が心の闇も照らしてくれる筈だ。

 

霞ヶ浦の水位変動が激しい。

先々週まで満水だったのに、先週には30cmほど水位が低下した。

で、シャローに来ていた魚たちが、

再びアウト側に出てしまったようだ。

 

 

340low

 

一気に30cmも低下したもんだから、魚たちはビックリしたようだ。

加えて、その後の冷たい雨による水温の低下が、

魚たちの活性を奪った? と思われる。

しかし、雨による増水効果もあった。

 

 

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コンクリートの縁を見比べるのではなく、

水面から頭を見せている杭の方に注目するのだよ。

僅かな水位の上昇だが、魚たちはこれを見逃さないのだ。

同時に日照時間の増加は確実に春の目覚めを知らせている。

で、何か事あるごとに、魚たちはシャローを目指す。

 

それは水温上昇に伴う新陳代謝の増加による栄養素の補給や、

控えている産卵行動の為かも知れない。

或いは、水温が上昇し易い浅場の暖かさを求めた行動とも考えられる。

いろんな要素が入り混じって、魚たちはシャローに向かう。

これが春の湖沼での出来事である。

 

俺たち人間も太陽光を求めて、魚釣りに出かけよう。

きっと新しい春の出会いが待っている筈だ。

バス釣りに行こう!

 

 

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