その269 我が思想
俺がその昔、メンバーだったB.A.S.S.の基本思想は、
1、バストーナメントによってバスフィッシングの技術向上を目指す。
1、バスアングラーによる自然環境保全の啓発活動をする。
1、バスフィッシングを通じて子どもたちの健全な育成を図る。
と言うのがあった。
俺は現在もこの思想を心に抱いて生きている。
ところで、この思想は実現可能なのだろうか?
と振り返ってみると、完璧ではないが何とか実現している。
思い起こせば1981年に、
BBCと言う子どもたちのバスフィッシングクラブを作った。
そのクラブから育った少年たちは、
現在も全国のバスフィッシングシーンで活躍している。
http://blog.livedoor.jp/kounji/archives/2012-09-18.html
その後1990年に創設されたW.B.S.でも、
プロトーナメントに於いて、プロ&ユースというスタイルで、
少年たちとプロ選手がチームを組んだ競技会を年に一回開催した。
ここから育った少年たちのその後も、釣り人生で真っ当である。
釣り場環境保全の啓発活動では、
1995年からバス釣り人たちを中心に水辺の清掃活動を行っている。
現在でも日本各地の水辺で清掃活動が開催されている。
2003年からは防塵挺身隊が組織され、
霞ヶ浦だけではなく各地の水辺の清掃を精力的にこなしている。
今ではB.A.S.S.のメンバーではないが
(ライフタイムメンバーには登録してあるが音信不通のままである)、
俺はこのアメリカのB.A.S.S.思想を日々の活動の糧にしている。
バスフィッシングによって日本を護る。
魚釣りを、環境を、そして子どもたちを・・・・・・。
在来種原理主義や在来種優先思想の人にとっては、
大嫌いな外来の思想であろうが、
良いものはそれを取り入れて共存して行く器量が欲しいよな。
日本って国は大昔から様々な外来を取り入れて発展してきた国だからな。
尖がって何でも「排除!」って、叫んでばかりいると声がかれちゃうよ。
それに頭が固くなる。石頭だ。
石頭なんて、喧嘩ぐらいにしか使えねぇよ。
俺と殴りっこの喧嘩してみるかい?
あっ、ジジイに勝っても自慢にはならねぇかっ!