その260 実(じつ)を感じる
朝起きて洗顔をする。
相変わらず水道水、そのままだ。
お湯が出ない訳じゃない。
その冷たさを日に日に感じたいからである。
この時期になると、心臓マヒを起こしそうなぐらいに冷たいが、
先ずは手洗いを十分に行えば、その冷たさを身体全体に伝えてくれる。
だから、冷っとはするけれど心臓マヒには至らない。
水の温度変化を身体中で知るには、
やはり朝の洗顔はお湯じゃないよな。
寒いと言えば、昨日の朝は小池栄湖も凍っていた。
薄氷が張っていたんだ。
さすがに12月である。
で、本日は雪なんてぇ予報も出ているぐらいに冷え込むらしいが、
日中は南西の風で暖かくなるそうだ。
そんな今日はルアーのテスト日なんだが、寒いと辛いよねぇ。
ましてや天候不順とくれば、泣きっ面にハチだ。
でもね、一人じゃないからみんなで寒けりゃ怖くない!
って、そんなこともないなっ。
大勢でいようと一人でいようと、寒さに変わりはねぇよ。
富士の高嶺に降る雪も、霞ヶ浦に降る雪も
雪に変わりがあるじゃなし、融けて流れりゃ皆同じ・・・・・・。
ところがさ、富士の高嶺に降る雪と霞ヶ浦に降る雪じゃ、
そりゃぁもう大きな違いがある。
富士の高嶺の雪は食べられるけれど、霞ヶ浦の雪は食えねぇもんなぁ。
つまりは、同じように見えるものでも、
実際には大きな違いがあるってぇことだ。
呉ぐれも見違えたり、履き違えたりしないことだな。
実際に体験し、身をもって感じることこそが経験ってことだよ。
さて、寒いけれど今日も頑張ってこよう!