その257 冬将軍の到来
先週末から一気に冷えたね。
水温も10℃を切った。
小池栄湖の桶の水は軒並み凍った。
薄氷が張ったんだ。
冷え込んだせいもあって月がとってもきれいだったな。
金曜日、土曜日、日曜日の月は、
湖面にくっきりと浮かぶほどにきれいだった。
そんな月を見ながらキャストをしたよ。
森谷裕一と夕方にキャスティングを繰り返したが、
なぁ~んにもなかった。
やっぱり、表水温8.5℃のシャローは無理かなぁ。
キャストしたルアーが着水して波紋が広がると、
その波が月を揺らしてとてもきれいだった。
月ナミだけれど、空気がキーンと冷たくて本当にきれいに感じた。
こんな体験が出来るのもバスフィッシングのお陰様である。
ふと振り返った西の空の夕暮れもきれいだった。
幻想的な景色は冬将軍の到来を歓迎しているようだった。
バス釣り的にはいよいよ辛い時期に入ったけれど、
この時期にこそバスフィッシングの修業である。
耐え忍ぶ釣りである。
忍耐を鍛える真冬の道場である。
そう言えば、土曜日に開催された第60回防塵挺身隊に、
村川勇介と小島貴が参加してくれた。
両サイドで幟を持っているのが彼等である。
二人ともウェーダーを身につけて水中のゴミ回収である。
今年一番と言われた寒さの中での経験がきっと来年の糧になる。
俺はそう信じているよ。