罵州雑言

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その091 アオミドロ・藻類


 

このアオミドロ、日本に80種以上もあるんだって!

いやぁ~、知らなかったなぁ。

アオミドロはアオミドロだと思っていたからね。

そう言えば、Fish村のバケツに発生しているアオミドロも、

濃いグリーン、薄いグリーンなど様々な色である。

 

最初は水底に発生し、

光合成による酸素排出で気泡を持ち水面に浮かんでくる。

で、沈水植物や浮葉植物の葉や茎に絡みつき、

光を遮断してしまう。

 

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綿状のヌルヌルしたのがアオミドロである。

これが大量に発生すると水面に絨毯を敷き詰めたようになる。

さらに胞子で増える藻類もあるので、

これだと水が動くことによって爆発的に増えてしまう。

 

そんな折、エビ類を入れるとアオミドロを食べてくれる・・・・・・

と言うことを耳にしたので、早速、試してみた。

アオミドロで一杯になった水槽に二十数匹のスジエビを入れた。

 

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小池栄湖で繁殖しているスジエビである。

不思議なことに今年はスジエビの当たり年である。

何十匹ものスジエビが水面をフラフラと泳いでいるからね。

 

そのスジエビを水槽に入れた2ヶ月後には、

水槽のアオミドロのヌルヌルの綿状がなくなり、

硬い繊維だけになっていたのだ。

 

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ヌルヌルの綿状の部分は食べられてしまったのだね。

で、この繊維の部分だけを再び別のバケツに投入したら、

2~3日で綿状が再生していた。

いやぁ~、植物の根性って凄いなぁ・・・・・・と感心させられた。

 

 

 

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