罵州雑言

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その076 三種の神器?


 

いよいよ沈水植物の植栽が始まった。

とは言うもののまだ試験的な植栽である。

数年前からいろんな方法で試してきたのだが、

恐らくこれが確実と思われる方法であろう。

その名も吉田式!

 

植物製のマットにエビモなどの沈水植物を挟み込み、

根が植物製のマットから這い出したぐらいから植栽をする。

強い根が水底に伸びる準備が出来ていれば、

根付きも楽に行えると考えているんだ。

 

076mat

 

この植物マットを持って湖岸に赴き、

予め選定している場所で沈水植物の植栽をするのだが、

植物マットを固定するためにペグの様なものが必要になる。

そこで考えたのが竹串である。

湖岸に生えている竹や笹の幹を使ってこれを研ぎ出し、

ペグにして刺して固定して行くのである。

 

076takegushi

 

一つのマットに最低でも3本が必要になる。

10枚なら30本だ。

この竹串作り、それほど楽でもない。

が、やらざるを得ないなぁ。

そして、最後の神器が……

 

076boots

 

植え込み時に必要なウェーダーと長靴である。

水中に入って植えこみをすることを考えれば、

また、水深20~30cmの場所に植えるとすれば、

このような水中立ち込み用の装備が必要になるのである。

植物マット、竹串、長靴……

これが沈水植物植栽のための三種の神器なのである。

続く。

 

 

 

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