罵州雑言

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その243 外来種がキミや誰かに多大な迷惑をかけた?


 

W.B.S.(World Bass Society)は(公財)日本釣振興会茨城県支部のメンバーで、

清掃活動や放流活動に率先して行っています。

また、茨城県支部が主催する釣り教室や大会にも積極的に参加しています。

2015年のクロダイの放流じぎょうでは、

 

 

 

大洗マリーナ内に放流したのですが、近所の幼稚園児にも参加してもらって、

釣り人が率先して海を育て、命を育む活動を一緒に行ないました。

子どもたちは大喜びで魚を海へ逃がしていました。

大きく育てよ・・・そんな願いを込めて!

 

2020年にはコロナウィルス禍の下で、メバル5000尾を放流しました。

三密を避け、手指の消毒をして、マスクを着用しての放流でした。

 

 

 

イケスを積んだ大型トラックに揺られて、

メバルたちは遠路遥々太平洋の大洗港にやってきました。

その魚たちを急いで放流するため、

今回は尾数も少ないのでバケツリレーをしました。

 

 

 

イケスを積んだ大型トラックに揺られて、

メバルたちは遠路遥々太平洋の大洗港にやってきました。

その魚たちを急いで放流するため、

今回は尾数も少ないのでバケツリレーをしました。

 

 

 

何とか無事に5000尾を放流し終えました。

クロダイの時は放流した魚が、その周辺をフラフラと泳いでいたのですが、

さすがにメバルです、アッと言う間に海底近くへと潜って行き、

姿は見えなくなりました。

 

あとは元気に餌を食べて、育ってくれることを祈るばかりです。

外来種だ、在来種だ、と言う前に、減少しつつある海の資源を、

これ以上絶やさない努力が必要ですね。

これは淡水域にも言えることです。

外来種がキミや誰かに多大な迷惑をかけたかい?

常々自問自答したい言葉です。

 

 

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茨城県支部の皆さん、お疲れ様でした。

 

余談ですが、ハワイのオアフ島には様々な魚たちが泳いでいますが、

あれって殆どが放流した魚らしいですね。

その昔、あの周辺には限られた魚しかいなかったらしいですよ。

 

 

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