罵州雑言

罵州雑言

その240 W.B.S.プロチームトーナメントを経験してみよう!


 

すっかり秋の陽気ですな。

酷暑の夏が過ぎましたな。

少し元気になりましたな。

もっと元気になりたいですな。

 

この日、この時のために、無駄かと思えるような作業も行います。

選手の皆さんが心地よくトーナメントが出来るように・・・の配慮です。

資金があれば草刈り職人に頼めばよいのですよ。

が、資金が乏しいからこんなことはやりましょう・・・ってことですな。

それが新港のゴミ拾いだったり、草刈りだったりですね。

 

 

 

土浦新港に颯爽と浮かぶボートを見て感慨にふけるのは、

かれこれ30年もこの地でトーナメントを行ってきた歴史があるからだ。

思えば1990年にスタートしたW.B.S.は、

土浦新港との出会いがあって生まれたトーナメントである。

日本でアメリカのようなバストーナメントを!

そんな思いでW.B.S.を育んできた。

 

途中で紆余曲折はあっただけれど、

今では他に類を見ない霞ヶ浦水系で一番のトーナメントである。

それは、チームトーナメントであることに加えて、

不正防止のためとアングラー相互の親睦を図るために、

抽選によってチーム組みを決めているからである。

 

 

 

と言うことは、いろんな人のボートに乗れる。

いろんな選手の本気の釣りを見ることが出来る。

いろんな考え方を知ることが出来る。

これらは確実にバスフィッシングの友人を増やし、

人生の糧となることだろう。

 

ひと昔前は丁稚奉公とか、内弟子とか、部屋住みなどの徒弟制度があって、

師匠や親方に厳しい指導の下、技を教わったものである。

が、今では働き方改革なんぞの制度で、そんなこともできない状態だ。

でもね、トーナメントを通じることで釣りを学ぶことが簡単にできる。

釣り人の多くが「自分は中の上ぐらいの腕前」と思っているらしい。

だからこそ、他人の釣りに対する考えや姿勢を知ることで、

自分の腕前の上昇に大いに役立つと思うのだよ。

 

 

 

厳正なる抽選で行われるので、確実に好きな選手に当たることはないのだが、

ラッキーだったら自分が望む選手のボートに同乗できるのだ。

そして、彼の釣りを目の当たりにすることが出来る。

バスの季節的な動向の見解、スポットへのアプローチの仕方、

キャスティングディスタンス、キャスティング、そしてプレゼンテーション。

バスの真剣に狙っているこの一連の動作を、

8時間も見られるのだから腕前が上達しないわけがない。

 

どうぞ、チームのパートナーとして、W.B.S.に参加してください。

学費を払ったつもりで真剣勝負の場に臨む、

非日常の体験をしてみませんか?

貴方の釣りが変わる筈ですよ、どうでしょうかね。

 

 

 

 

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