その203 魚たちの行動
いやぁ~、すごかったねぇ台風19号、
台風が過ぎ去ってからの後遺症も凄いんだから困っちゃうな。
それにしても、今回もハザードマップの重要性を再確認したよ。
河川や湖沼の氾濫は、水に携わる俺たちアングラーも
しっかりと危機管理をしておかないとな。
水位の上昇は霞ヶ浦の生物にとっても、大きな影響を与える。
それまで水がなかった陸域に水が入り込むことで、
プランクトンが爆発的に増える。
そのプランクトンを餌にする甲殻類や小魚たちが一気に浅場を目指す。
就餌出来る絶妙のタイミングだからである。
冠水エリアには沢山の小生物が誕生し、それを食す小動物が来て
さらに小動物を餌にする大型魚が入り込むのである。
昨日現在でも水位は通常よりも高い。
そう、30㎝ほどは高いかな?
強風による本湖の濁りが取れれば秋の楽しい釣りが味わえそうである。
ゴミが集まる・・・必然的に小生物たちが寄せられる。
小生物が寄るとそれを餌にする小動物が集まってくる。
小動物が集まってくると・・・何度も言わないよ。
バスフィッシングの方程式は概ね決まっているんだ。
何かを求めて盛り場に集まる人間たちのようにね。
それが、異性だったり、金だったり、美味いもんだったり、
地位だったり、権力だったり・・・と様々である。
でもね、野生の生物たちには人間ほどの多種多様な欲望はない。
生き延びるために食う・寝る・合体するだけである。
何ともシンプル、何とも単純明快、そしてそれに対して一途である。
俺たちも単純明快、且つシンプルに生きて行こう!
さて、今般W.B.S.では、
第28回霞ヶ浦WBSクラシックのプレスアングラーを募集中である。
プロの実際の釣りを間近で見る絶好の機会である。
どうぞ、どしどし応募してくだされ!
開催日は11月2日と3日の二日間だ。
詳しくはこちらへ。
https://www.wbs1.jp/pro-team/19806/