その171 霞ヶ浦講習会
去る4月17日(水)に、土浦合同庁舎の3F会議室にて、
漁業者と遊漁者の講習会が開催された。
これは近年、頻繁に起こっている漁網や引き綱の切断事故等を
未然に防ぐためのもので、
漁業者と遊漁者の双方が互いに話し合いの場を持って、
和合することを目的としている。
講習会の会場となった土浦合同庁舎には、
マリーナや釣具店等、大勢のバスフィッシング関係者が集まってくれた。
三年、四度目の会合でやっと形に成りつつあった。
皆さんのご協力に感謝!
今年の出来事として、井上泰徳選手の人命救助が話題に上った。
それを受けて詳しい話を井上泰徳選手にしてもらった。
北浦の漁業者を救助した本人の話は臨場感に溢れ、
湖上を共有し利活用する者の心構えを聴いているようだった。
板子一枚地獄の底よ・・・漁業者の皆さんもバスアングラーの皆さんも、
一旦湖上に出てしまうと同じ境遇なのである。
相互理解と互助の精神を持って霞ヶ浦に関わって行きたい。
会合では霞ヶ浦での漁業方法をスライドを見ながら、
霞北水産事務所の職員による説明を聞いた。
同じ説明であるが、何度も何度も耳にすることで学習でき、
身になって行くのだと思う。
今後もこのような会合や講習会を開催して行くので、
一度聞いたから・・・などと言わずに、
より多くの皆さんに耳にタコができる迄、何度でも集まって頂きたい。
人々の相互理解って、すべては顔や膝を突き合わせて話し合う、
コミュニケーションが重要だと思うんだな。
参加いただきました皆さん、ご苦労様でした。