その165 W.B.S.のグラチャン、今年も元気だぜ。
「スケジュールが合えば、いつでも行きますよ~!」。
と言ってくれたのはイヨケンこと伊予部健プロだ。
そう、キープキャストでの交渉ね。
来てくれるのはW.B.S.のグラチャンだ。
アメリカのトーナメントがあるので、
来てくれるのは恐らく、10月か11月のグラチャンだね。
嬉しいなぁ。
こうしてみんながW.B.S.のグラチャンを盛り上げてくれる。
優しい気持ちに感謝感激!
釣れないとか、デスレイクとか、難しいなど、
いろんな悪評が立っている霞ヶ浦のバスフィッシングであるが、
バスフィッシングって釣るだけの行為ではないと思うんだな。
バスフィッシングに関わる森羅万象、さらには人間関係など、
自らの人生の縮図がその行為に秘められていると思うんだ。
バスフィッシングに熱くなるのは、
その秘めたる何かを見つけるためなんだよ。
喜怒哀楽・・・喜び怒り哀しみ楽しむ・・・これ等が凝縮されているのが、
バスフィシングを含めた魚釣りだと思うのである。
そう考えると、釣果を第一義にすると目標を見失うってことだ。
バストーナメントだって楽しむ人のために存在しているんだ。
あのBasser All Star Classicだって、
俺はそんな風に、魚に出会うまでのプロセスを楽しんでいた。
予定を組んで、準備を始めて、釣り場の状況を把握して、
釣り具を選んで、その日の釣果を思い描く・・・。
釣り場に着くまでに十分に楽しめるのである。
で、釣りを終えた後は反省と予習である。
そして、また新たな展望の予測である。
こうして人々は泥沼にはまり込むのだが、
釣り欲は金や異性などに対する欲望とは違うってことだ。
深淵の楽しみ釣りにあり・・・誰の言葉かは知らないが、
まさに深みに嵌ればはまるほどに味わい深くなるのが、
趣味の世界、楽しみの世界、釣りの世界なんだな。
W.B.S.のグラチャンを楽しみにしてくださるファンがいる限り、
この場を借りていろんな人との出会いを作って行くよ。
人との出会いも、バスフィッシングの醍醐味であるんだ。