その164 捕食者(食うもの)と被捕食者(食われるもの)
肉食魚と草食魚の調和のとれた水中の自然のバランスを計るのに、
最も必要なことは生物学者の能書きでも、
環境保護団体の履き違え誤った考えでもない。
自然の調和を作り上げるのは、捕食動物たちのバランスである。
生態系をあるべき形に回復させるには、
食うものと食われるもののバランスを取ることが大切で、
そのバランスが生態系を作り上げて行くのである
外来魚であっても肉食魚の水中での存在は、
生態系を作り上げる一つの歯車になっている。
そう考えると無暗に殺すことはできない。
潰してしまいそうなこんな小さなカマキリだって、
自然の中の一員である。
今は被捕食者であっても、成長すると捕食者になる。
彼が将来、どんな一生を送るかは誰にもわからないが、
自然の中の一つの歯車になることは紛れもない事実である。
たとえそれが、他の生き物に食われたとしても・・・。
さて、本日から4月に突入だ。
新年度の始まりだよ。
志も、目標も新たに大地に足をつけて進んで行こう!
食われようが、潰されようが、障害に負けるな。
俺たちの歩いた後には必ず誰かがついて来る。
今月も相変わらず忙しい。
負けるな、俺。へこたれるな、俺。