罵州雑言

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その156 バスを守る


 

いやぁ~、3月だよ。3月、弥生だ。

でもって、今日はひな祭りでもあるな。

♪ 灯りをつけましょう雪洞にぃ~ ♪

鼻歌を歌いながら霞ヶ浦詣だよ。

そう、釣りだよ、バスだよ、釣りたいよ!

 

 

2002年、霞ヶ浦に引っ越して10年が経過した頃からだな。

水の状況が大きく変わったのは・・・。

 

夏にアオコが発生しなくなった。

冬に透明度が上がらなくなった。

各地に点在していたエビモやクロモが姿を消した。

恋瀬川の河口に点在していたハスも消えてしまった。

その数年前に東浦に大繁茂したヒシも無くなってしまった。

 

1995年頃にはどこにでもいたブラックバスがいなくなった。

ワカサギも岸釣りでたくさん釣れたのだが余り釣れなくなった。

そう言えば、テナガエビもサイズダウンしてしまった。

引っ越した頃には30㎝近いテナガエビもいたのだが・・・。

 

昔は何でも良く釣れたなぁ・・・。

そんなことばかりが思い出される昨今であるが、

振り返ってばかりいると思い出爺さんになってしまうので、

ここは思いっ切り未来志向で前向きの姿勢で霞ヶ浦に向き合おう。

 

と言うことで今年も霞ヶ浦の5月ルールを実施だよ。

5月1日から5月31日までの一か月間、バスの生体移動自粛のお願いだ。

 

 

 

これはNPO法人水辺基盤協会からのお願いである。

産卵の時期のブラックバスを守るために、

霞ヶ浦のバスアングラーには、

この時期の生体移動(ライブウェルやクーラーなどに入れる)のを、

自粛して欲しいのである。

 

間違えないで欲しいのは釣りを禁止しているわけではない。

釣ったバスをイケスなどに入れて移動をしないで欲しいのである。

釣ったらその場で記録して逃がす。

この一連の動作を実践して欲しいのである。

 

国も自治体も市町村も、誰もバスを守ってくれないのだから、

俺たちバスアングラーだけはバスを守って行く姿勢を貫こうぜ。

もちろん、社会的なルールやマナーの厳守は当たり前だ。

 

霞ヶ浦ではキャッチ&リリースは禁止されていない。

と言うよりも、日本の法律では生体移動が禁止されているだけで、

キャッチ&リリースはOKなのであるが、

自治体によってはこれを条例で禁止しているところもある。

が、霞ヶ浦ではキャッチ&リリースは禁止されていない。

何度も書くよ!

 

 

 

そこで、この事実を自分に周りにいる人に知らしめて欲しい。

勘違いしている人や間違った認識をしている人が多いからだ。

生きたまま移動してはいけない・・・これが大事だ。

 

ルールとマナーを守ってバスフィッシングを楽しもう!

未来永劫に渡って!!

 

 

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