その128 たかがゴミ拾いだがね・・・。
日本のバスフィッシングを愛するバスアングラー諸君、
自分たちの釣り場は自分たちが守る・・・この意識をしっかりと持って、
バスフィッシングを楽しんで欲しい。
相変わらず、外来種への攻撃が収まらない我が国の似非自然保護者、
在来種原理主義者の攻撃からバスを守り、釣り場を守りつつ、
我が世の楽しみを守って行こうじゃないか!
そして、この精神を次代に繋げようじゃないか!
先日の「53 Pick Up!」が無事に終了した。
各所でイベントがあったらしいが、
大勢さんの参加をいただき大団円のうちに幕を閉じることが出来た。
ご参加くださった皆さん、ご協力くださった皆さん、
ありがとうございました。
中でも裏方作業に徹して、
独楽鼠の様に動いてくれたスタッフの皆さんに心からの感謝です。
いつもよりちょいと少ないスタッフでしたが、
テキパキと作業をこなしてくれたので、無事に終えることが出来ました。
![](https://www.wbs1.jp/wp-content/uploads/128-01staff.jpg)
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思い起こせば1995年2月26日、
霞ヶ浦のゴミが酷い時代に故・本山博之と一緒に創案し、
スタートしたのがこの「53 Pick Up!」だった。
当時の土浦新港はゴミだらけで人糞までもがある始末に、
意を決して清掃活動をスタートさせたのである。
翌年からはゴミ籠を買って新港に設置した。
本山が土浦市に折衝してくれて週に二回の回収も取り付けた。
すると、新港内のゴミが集まるというより、
近隣の住民がゴミを持ち込むようになった。
ほんの2~3日でゴミ籠からあふれるほどのゴミが・・・。
日本人ってなんて馬鹿なんだを思い知った。
W.B.S.でグラチャンが始まった。
参加してくれるオカッパリアングラーの皆さんに、
大会終了後にゴミ拾いを義務付けた。
土浦新港からゴミがなくなってきた。
あれから随分と月日が経った。
が、相変わらず霞ヶ浦にはゴミがある。
確かに、以前より少なくはなったが、
ゴミが存在しているのは紛れもない事実である。
流域住民の意識が・・・と言うけれど、
ルールを守っている人もいるのだから一概には言えない。
ただ、街中の人や流入河川の上流部の人たちは、
霞ヶ浦に対する温度差がある。
が、しかし、霞ヶ浦でバス釣りを楽しんでいるバスアングラーには、
温度差はないと思うんだ。
バスフィッシングが好きで、いつまでもバスフィッシングが楽しめて・・・。
そんな思いを持っていると思うんだな。
だからこそ、より多くの人がこの清掃活動に参加して、
霞ヶ浦のバスアングラーここにあり! を示して欲しいんだ。
そんな思いを胸に秘めて、たかがゴミ拾いのために参加費まで払って、
スタッフを買って出てくれた皆さんに心から感謝!
みんながいるから俺がいる。
本山博之もきっと天国で「笑顔」で見ていることだろう。
もっつあん、今回も無事に終わったよ。合掌