その117 古いアルバムをめくる
古い霞ヶ浦の写真を見つけたよ。
いやぁ~、懐かしいというか郷愁をそそるよね。
昭和40年の風景写真である。
昭和40年と言うと、俺が14歳だから中学生だね。
1965年は、ヨタ8と呼ばれたスポーツ800をトヨタがリリースした。
競うように日産がシルビアを後続で発売した。
国産旅客機YS-11が就航した。
F1メキシコGPでホンダが初優勝をした。
そんな時代だった頃の霞ヶ浦の写真である。
釣り人であるから、やはり魚釣りと言うことで、
一ノ瀬川のタナゴ釣りの写真だ。
この釣り人は学生だね。学生服で釣りをしているよ。
東京の大学へ行って冬休みで帰省したのかね?
そんな風情が見え隠れする写真である。
ちなみに後ろの一の瀬橋は、現在のバス通りである。
ここをバスが渡っていたんだよ。
大丈夫か? と思えるほど、チャチな造りであるな。
こちらは皆さんご存知の霞ヶ浦大橋の工事中の写真だな。
昭和60年のことである。
20年後の1985年にはこんな立派な橋が造れちゃうんだよ。
いやぁ~、昭和のこの20年の発展は、
目覚ましいものがあったんだな。
1985年と言うと、ミノルタがα7000を発売した。
ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任。
日航機123便が御巣鷹山に墜落、520名死亡、4名存命。
任天堂がスーパーマリオブラザースを発売した。
その3年後の1988年に霞ヶ浦大橋工事は完工したのである。
※土浦・石岡・つくば・かすみがうらの今昔(郷土出版社) 参照