その113 W.B.S. Japan Open
ふぅ~、W.B.S. Japan Openが終了した。
今年のJapan Openはとても面白かった。
400gの攻防戦だったからである。
上位4チームの差が僅か400gと言う戦いで栄光を手にしたのは、
な、な、なんと、Team Ever Greenの菊元/飯田選手だった。
初日の4265gの8位から二日目の5740gに持ち込み、
トータル10005gで一足飛びの逆転優勝である。
おめでとう!
尚、順位の詳細はW.B.S.のサイトをご覧あれ!
それにしても面白い試合だった。
上位4チームが500gの攻防だったからである。
たった100gの重量差を痛切に感じたことだろう。
ぶっちぎりのダントツで勝つ試合は選手的に大歓迎だろうが、
一観戦者にはギリギリの攻防がトーナメントの面白さを倍増させる。
そういう点で言うと、今年のJapan Openは最高の試合だったと思う。
昨年のJapan Openは、台風の影響を考慮して涙を呑んで中止にした。
今年はトーナメントの時短も考えたが、開催という方向で進んだ。
結果的には何事もなく、無事に終了したので万々歳であったが、
多くのイベントが中止される中で、
主催者側の心の葛藤は胃痛を伴うほどに大きなものだった。
事故は起こせない。事故を起こしたら負けだ。
事故は全てを台無しにする・・・常々そう考えてトーナメントを運営している。
確かに、選手の誰もが大人なので、
自己判断で危険回避をしてくれるだろう・・・と信用はしているが、
落とし穴なんてぇもんは何処に落ちているか判りゃしない。
水上には常に危険が潜んでいるのである。
驕り溺れることなく、
謙遜と自尊の心を持ってトーナメントに臨んで欲しい。
いや、それにしても無事に終了して良かった。
安堵の月曜日である。
今日から数日間は平安な日々が送れるだろう。
いや、いや、作業はまだ山積している。
早々に雨に濡れたトーナメント機材を片付けないと・・・なっ。
今日? ちょっと休ませてくれよ。
それに台風の吹きっ返しで風が強すぎるぜ!
最後に、今回ご支援くださいましたスポンサー各位、
また、遠路遥々参加してくださいましたゲストの皆様、
そして力一杯の戦いをみせてくれた選手の皆さん、
雨の中必死の努力で運営を支えてくれたスタッフのみんなに心より御礼申し上げます。
無事に開催、そして終了できましたのは多くの方々の力です。
その力に感謝です。