罵州雑言

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その60 釣りの始め


 

先週の土曜日は、霞ケ浦環境科学センターにて子ども釣り教室を開催した。

ここ十年以上も続けているイベントである。

 

当初は5月5日の子ども日に子ども環境イベントとして開催していたが、

7~8年前からだろうか?

環境月間イベントとして6月の第一週に開催されるようになった。

 

このイベントでは、小さな子では3歳に満たない子から、

大きな子では女子高生に至るまでの子どもたちに、

霞ヶ浦の淡水魚釣りを体験してもらうのがこのイベントの目的である。

彼等が魚釣りを体験することで魚に興味を持って貰い、

やがて霞ヶ浦での本当の魚釣りを楽しんで貰いたいのである。

 

 

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この日の最年少のお子さんに丁寧に魚釣りを指導するモッチーの姿は、

見ていても微笑ましかった。

で、見事に釣り上げたのである。

小さな子が「一人で出来るモン!」にチャレンジしたのだ。

 

 

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魚を釣り上げた子どもたちの目は輝いている。

そこには在来魚も外来魚もヘッタくれもない。

ただただ、生き物とふれあうことが楽しいのである。

室内に籠ってTVゲームにうつつを抜かすのも良いけれど、

降り注ぐ太陽の光の下で魚釣りに興じる姿も良いもんだ。

 

世のお父さん、お母さん、或いはお祖父ちゃん、お祖母ちゃん、

お子さんやお孫さんを連れて水辺で遊んでみようよ。

魚釣りをしてみようよ。

そこには在来も外来もなく、釣れたらただ単に嬉しく楽しいだけだ。

魚と人間の知恵と力のやり取りは、

俺たちの本能に訴え掛ける何かがあるからだな。

 

さぁ、釣りを始めるかい!

 

 

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