罵州雑言

罵州雑言

その833 ああ、心が重い。


 

 

霞ヶ浦に住んで日々霞ヶ浦の姿を見ているけれど、

この数ヶ月ほど釣りをしていない期間はなかった。

11月から毎日のように湖岸線を走るのだが、

釣りをする余裕がないのだね。

確かに、車が一向に直らないので、

軽トラでの移動を余儀なくされていることもあるが・・・。

そろそろ車が欲しいよなぁ・・・。

 

 

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こんな様相の霞ヶ浦を横目に走り抜けるだけなんて!

あまりにも神様は残酷である。

悲しみが心に溜まり過ぎて溢れ出る前に、釣りをしないとなっ。

いつかこの忙しさが笑い話になる日が来る・・・そう信じて一直線だ。

 

日曜日の午後からは霞ヶ浦環境科学センターで、

霞ヶ浦の水質浄化に係る意見交換会があって参加して来たけれど、

相変わらず生態系やら、生物多様性を信じて疑わない人がいるし、

机上の空論を延々と述べる人がいて大変に疲れた。

現場を見ないから好き勝手なことが言えるんだなぁ・・・を痛感した。

 

 

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夜の闇に包まれた霞ヶ浦は大変にキレイである。

ゴミが一つも見えないからね。

ところが、夜が明けて太陽の光に晒された霞ヶ浦の湖岸線には、

これでもかと言わんばかりのゴミがある。

 

が、そんなことには目を向けず、

ひたすら学者先生の仰る偏重思考を信じている人がいる。

悲しいね。外来生物の駆除よりも、

外来ゴミの除去の方が優先だと俺は信じている。

 

それは、人間が捲き散らかし続けている化学物質のゴミの方が、

霞ヶ浦の生物相に与える影響が計り知れないからだ。

 

そんな簡単ことも判らずに、環境、環境などと言いなさんな。

地球環境の保全ってぇの、

実は人間生活の見直しから始まることだと俺は思う。

地球温暖化だって人間生活が作りだした環境破壊だからな。

 

人間がポイ捨てしたゴミが幾つもの生物の命を奪っている。

それはゴミを拾っているものにしか判らないことだ。

だから、それを知っている俺たちはゴミ拾いを続けている。

環境を守る根本はこんな小さなことにあるんだよ。

 

人間が排出したゴミを一つ取り除いてやると、

生き物の命を救ったことになる・・・きっとそうだな。

 

今日はゴミを持ち帰ろう・・・。

そんな気持ちで霞ヶ浦のバスフィッシングを楽しんで欲しいな

そして、胸を張って俺たちのバス釣りの楽しさを主張して欲しいな。

外来生物の駆除よりも外来ゴミの駆除だ。

 

 

 

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