罵州雑言

罵州雑言

その829 道具を使いこなす。


 

 

北大祐が優勝した2016年Basser All Star Classicの会場で、

唯一買えた物がこれだった。

SLP WORKSの軽量ドライバー。

その時は必要ないかな・・・なんてぇ風にも思ったのだが、

勢いで買っちゃったんだな。

でもね、実際に手に取って使ってみたら、これがとっても使い易い。

なるほど考えられている・・・て、気がして、お得感がモリモリになった。

 

 

829driver

 

何でもそうなんだが、使ってこそその使い心地の良さが判るんだな。

見ただけで判る人もいるのだろうが、俺は無理!

鈍感だから手にして使ってみないと判らんなっ。

そう言う点ではこのドライバーは得した気分である。

 

釣り具も同様で、使ってみて初めてその特性や特徴が理解できる。

同時に開発者の目の付けどころ、

開発コンセプトも少し理解できるようになる。

こんな特徴を持った道具を作りたかったのね・・・云々と。

 

それはリールに限らず、ロッドやライン、ルアー、

フック、シンカーなどに至る全ての釣り具に言えることだ。

開発者の意図することが理解できると、

それに近づくための努力をするようになる。

そして、その意図するものが自分の釣りに合っているか否かが、

確実に判断出来るようになるのである。

 

道具は使うものであって、使われるものではない。

そして、道具を的確に使いこなすには道具の特性や特徴を

しっかりと理解する必要がある。

馬鹿じゃ出来ない。阿呆じゃ無理だ。中途半端にゃなおやれぬ。

道具は心して取り扱うように!

 

 

 

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