罵州雑言

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その655 いよいよ明日、第40回!


 

 

さぁ、いよいよ明日だ。

40回目となる霞ヶ浦クリーン大作戦「53 Pick Up!」が!

 

思い起こせば1995年2月25日だった。

最初の清掃活動は・・・。

釣り人による釣り人のための釣り場清掃。

こんなことを言う釣り人は当時では皆無だった。

釣り具業界がイケイケだったせいもあるねぇ。

 

でもね、実際に釣り場で釣りを始めると、

どこもかしこもゴミだらけだった。

漂流ゴミの中にルアーを投げ込むと、面白い様に釣れた。

が、俺の中では何かが違う気がした。

ゴミ中で釣りをすることが異様に思えたのである。

 

このゴミがなければどんなに釣りが楽しいだろう。

それに、笑顔で魚に触れることだろう。

でも、実際は屁泥まみれになったゴミの中でランディング・・・だった。

こんな嫌な思いをより多くの釣り仲間と払拭したくて、

釣り人による釣り人のためのゴミ拾いを開始した。

 

それが「53 Pick Up!」と言う名称に変わって、

早いもので20年が経過したのだ。

石の上にも三年と言われているが、

その7倍ほども同じことを繰り返している。

その甲斐あって、最近では回収するゴミの量が減っている。

 

「ゴミ拾いはイタチごっこだよ」。あちこちで言われてきた。

でもね、やならけりゃゴミはそのまま放置されているだけだ。

大昔のゴミならいざ知らず、今の化学物質まみれのゴミが、

フィールドに放置されたままじゃ、良い結果を招く訳がない。

ましてや霞ヶ浦の水は水道水なんだぞッ。

 

と言うことで、健康な水に健康な魚が棲むてぇことを理由に、

霞ヶ浦の清掃活動にちょいと力を貸して下さいなっ。

健康的な魚てぇことは、数や大きさもさることながら、

ファイトが強烈であるてぇことだね。

海外でブラックバスを釣ってみなさいよ。

その引きの強烈さに目を見張るよ。

霞ヶ浦をそんなフィールドにしたい・・・ってぇ単純なことなんだね。

 

一つでも二つでも、より多くのゴミを霞ヶ浦から回収しよう。

そして自信を持って言おう!

拾ったゴミは自分たちで処理してるんだぜっ。

拾った責任として、最後まで面倒みているんだよ。

自助自立での精神であるな・・・と。

 

 

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