帰ってきた Cool Cool Phoo

帰ってきた Cool Cool Phoo

●悪夢


先日、私は歯を磨こうとしていた。

朝のことだ。

 

寝る前に磨く人もいるが、私は朝派だ。

前夜、ベロベロになってベッドに倒れ込むから、

磨く暇などない。

 

その朝も、モーローとしながら歯を磨いていた。

起きていきなりシャープな感覚にはなれない。

そして磨き終り、すすごうとした。

いつもはダイソーで買ったマグカップに水を汲んで

ブクブク、ペッとやる。

 

しかしそのカップの横に何やらシミのようなものが付いているのに気付いた。

タテ5cmほどの黒いシミのようなものである。

繰り返すがモーローとしている起き抜けである。

何かよくわからない。

ん? 何だ?

私はマグカップに顔を使づけて見た。

するとそれは

ナメクジだった。

 

ズガーン!!

私は驚いた。

スタンド・バイ・ミーでヒルに襲われた少年のように驚いた。

私はそいつをピンセットで挟んで水の中に戻してやった。

 

いつか、風呂場にナメクジが居たことがあったが、

やはりやつらは水回りが好きなようだ。

 

うーん、おかげで目が覚めたぜ。

ちなみにナメクジは英語で

SLUG という。

そこから派生した言葉で、

SLUGGISH

というのがあって、

「ノロノロしている」という意味だ。

実にわかりやすい。

 

そりでは。

レイクフォークみたいな片倉ダムでした

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