帰ってきた Cool Cool Phoo

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●スピニング


今年のオールスターを勝った北選手ですが、

スピニングの使い分けの妙が印象的でした。

 

北選手のウィニングエリアはご存知のように北浦・白浜でした。

いつかW.B.S.の小野光一・日向寺護チームが北浦レコードで勝ったエリアです。

北選手の釣りは小型のミノーがメインで、

ボトムに当たるか当たらないかというレンジをテロテロ引く釣りでした。

使用したミノーは2種類。

ボトムに軽くコンタクトさせてヒラを打たせるタイプと浅目を引くタイプを使い分けました。

 

ここでキモとなったのがリールの使い分け。

いうまでもなくスピニングリールを使ったわけですが、

スピニングなら何でもいいということではなく、

そこには北選手ならではの緻密な計算があったのです。

 

つまり、ボトムタッチするミノーに使用したのがイグジストLT2500-Cで、

表層を引くミノーに使用したのがセルテートLT2500-Hというように使い分けたのです。

 

ボトムに当てるミノーに回転が極めて軽いイグジストを使ったのは、

ボトムに当たった時にしっかり止まってくれるからで、

ボトムに当てないもう一つのミノーはトルクフルに巻けるセルテートを使ったとのこと。

 

スピニングといえども、ただ巻くだけでなく

適材適所な機種を導入したということでした。

だからこそ、微妙なアタリもとれたのでしょう。

見習いたいですね。

(2度使いネタです)

さすらいのアングラー

 

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