帰ってきた Cool Cool Phoo

帰ってきた Cool Cool Phoo

●Table tennis


なぜか最近、卓球が盛り上がっているようで。

街の卓球場は土日ともなると1時間待ちとか。

 

大昔、日本の卓球は世界一でした。

荻村伊智朗なんてチャンピオンもいました。

当時からテーブルに近く立って、ライジングで打つスタイルはあったんです。

そのまんま「前陣速攻」といっていました。

チキータという打法は昔からあったのです。

でも当時のグリップの主流はペンホルダー。

ちょうど鉛筆を持つように握る方法です。

いまではまず見ないですね。

 

しかしその後、中国の台頭にやられた日本の卓球は、

日に日に衰退していきました。

街の卓球場は一つ、また一つと消えて行きました。

だから中学の卓球部などは日陰の存在でした。

 

そんな時代に卓球が脚光を浴びたのは社員旅行。

どこの旅館にも娯楽施設として卓球台があり、

宴会後にはミニ大会が行われました。

浴衣を着た女子社員が転んで下半身がモロ出しになり、

男たちは鼻血を出したものです。

 

そうかと思うと、卓球には少しばかり自信がある部長がいて、

次から次へと相手をやっつけ有頂天になっているところへ、

元卓球部の若手社員が現れ、

女子社員の応援に後押しされて部長をやっつけちゃったりして。

そいつはその直後、異動になったりしました。

 

そうかと思うと、出来ているという噂の二人が台を挟むと、

えもいわれぬ隠微な雰囲気が充満したものです。

目で密会を話し合ったりして・・・・・・

女性が握るラケットのグリップは濡れまくっていました。

 

昔の社員旅行では卓球の後、「消えた二人」が話題になったものです。

とくにパートさんと若手社員の組み合わせが多かったです(実話)。

あとでパートさんの旦那が会社に怒鳴り込んできたりして(実話)。

 

さて、そんな感じで日本ではメジャースポーツとしては冬の時代にあった卓球も、

ヨーロッパではずっと人気があり、

ショーアップも早くから研究されていました。

それが今日の隆盛につながりました。

 

バストーナメントもいずれあんな感じで盛り上がるといいですね。

そりでは。

オブジェが目を惹く茨城の田園

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