罵州雑言

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その313 汚れ方が酷くなってきた!


 

 

日照時間の延長に比例して、水温がどんどん上がっている。

じきに10℃を越えそうな勢いである。

その分、プランクトンたちの動きが活発になって、

小池栄湖の水の色は緑を強く呈してきた。

 

水の色が緑に変色し始めると、植物プランクトンの台頭である。

もちろん、動物プランクトンもその動きを活発にする。

ここで、プランクトン同士の攻防があって、

水の色は日ごとに様変わりをする。

面白いもんだ。

 

植物プランクトンが多い時は明るい緑色になって、

いかにも蠢いています・・・・・・てぇ感じであるが、

その植物プランクトンを動物プランクトンがガツガツと捕食し始めると、

水の色は濃い緑色に変化する。

そして、透明度も増してくる。

面白いもんだ。

 

この透明度の増加に拍車をかけているのが、

水質浄化槽に設置しているフィルターのマットである。

汚れているときはこんな色である。

 

 

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ところが1時間以上のマット洗いをして、

こびりついた汚れを落としてやると、

こんな色になるんだよ。

 

 

313clean

 

何度も洗っているので、元通りの白さにはならないが、

それでもマットの間に詰まった大まかな汚れは相当に落ちている。

こんな作業を年中繰り返し、

2年目になってやっと水に透明感が出てきたんだ。

いやぁ~、好結果が出るまでは相当な年月が掛かるんだな。

 

何年か後に、霞ヶ浦導水が通水をするだろうが、

この広大な霞ヶ浦の水が1~2年で良くなるはずはない。

しかし、3~4年、さらには5~6年と言うスパンで見て上げると、

きっと何らかの変化が出てくる筈である。

流水には人知では計り知れない、

相当に大きな力が隠されていると俺は思っているからだ。

 

だから、今日も小池栄湖のフィルター用のマットを洗う。

水温の上昇に伴って汚れが酷くなってきたこともあるがね。

 

 

 

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