いつかはアメリカ? by Pill Gates

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No.62 サラ・ヴォーン


翻訳者たるものは言葉だけでなく、いろいろな知識が必要になるものです。

 

こんなことを思うのも、

 

クリスマスシーズンで、いろいろな曲が流れるからです。

 

フランク・シナトラやナット・キング・コールなどが

 

数々の名曲を歌っています。

 

その中にサラ・ヴォーンも含まれます。

 

サラ・ヴォーンは昔のジャズ歌手で、

 

ラバーズコンチェルトなんか、POPSとして流行りましたね。

 

今回のお題はそのサラ・ヴォーンで、

 

昔、推理小説を読んでいたら

 

「レコードからサラ・ヴォーガンの歌が聞こえてきた」

 

というくだりがあったことを思い出したからです。

 

サラ・ヴォーガン? なんじやそれ? って感じ。

 

弓かい? って感じですよね。

 

 

これは実はSarah Vaughan のことで、

 

これを見たとおりヴォーガンと訳しちゃったわけですよ。

 

 

ねっ、この訳者はサラ・ヴォーンを知らないから、

 

こんな誤訳をしちゃうわけですよ。

 

だからいろいろな知識が必要だといいたかったワケ。

 

 

Vaughan

 

はわりとよくある名前で、

 

ナポレオン・ソロや荒野の七人で有名な俳優

 

ロバート・ヴォーンもそうだし

 

軽快な名曲「峠の幌馬車」で有名な

 

ビリー・ヴォーンもこれです。

 

てか、古すぎてみんな知らない?

 

ちなみにサラ・ヴォーンは Vaughan

 

だけど、ロバート・ヴォーンとビリー・ヴォーンは Vaughn

 

と a が入らないんですよね。

 

まっ、そういうわけで、いろいろな知識を身に付けましょうというお話でした。

 

そりでは。

 

これが・・・・直りました↓

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