いつかはアメリカ? by Pill Gates

いつかはアメリカ? by Pill Gates

No.26 小谷野慶太クンの場合 その1


先日のW.B.S.第三戦で柴崎選手と組んで優勝した小谷野慶太クンも、実は本場志向が強いアングラーの一人。昨年暮れに、単身アメリカに釣りに行ってきました。

小谷野クンは茨城県で生まれて育った21歳。高校生の時からいずれ本場で釣りをしてみたいと思い、卒業と同時にパスポートを取得。いつでも行ける体制を整えました。その後、ヒューマンに入り、行けるチャンスを伺っていましたが結局行けず。卒業後にチャンスがやってきました。

といってもそのチャンスは自力で掴んだモノ。以前にテレビの「夢追い人」という企画に出ていたフロリダ州オーランド在住の日本人プロ・北嶋一輝氏のフェイスブックにコンタクトして知遇を得、日程を合わせてガイドを受けるカタチで渡米することになったのです。

チケットは知り合いの旅行代理店を通じてゲット。成田→ダラス→オーランドという5泊7日の日程。往復運賃とホテル代込で169000円だったそうです。オフシーズンにしても安いですね。ちなみに経費はすべて自力で稼いだお金でまかなったようです。

出発は11月24日。12月1日帰国の予定です。

前回ご紹介した小野クンと同じように、小谷野クンの時も成田で飛行機が遅れて、6時間近く待たされ、その結果行程が成田→ダラス→マイアミ→オーランドというように変わってしまいました。ですから時間も予定をはるかにオーバー。合計24時間もかかったようです。

行きも帰りも飛行機は混んでいたみたいで、肘掛を倒して寝るようなことはできなかったようです。ダラスに降りる前、何か不具合が起きたようで「緊急着陸します」とのアナウンスに、となりの外人は胸の前で十字を切ったとか。それを見て小谷野君も「ヤベッ」と恐れたみたいです。

オーランドにはディズニーワールドがあるので、機内には若い日本人もたくさんいたようです。

オーランドに着いても一苦労。ホテルに電話して送迎を頼もうとしました。事前に「ホテルには日本人スタッフがいるから問題なし」といわれていましたが、いません。よくある話です。結局、携帯で言葉を調べて迎えに来てもらいました。到着は現地時間の夜の10時頃。さぞや疲れたと思いますよ。

ホテルは空港の敷地内にある小さな3階建て。近いけど歩いては行けない距離です。

ホテルに着いてもクレジットカードを忘れたので「それじゃ泊められない」といわれたとか。この時も日本の旅行会社に電話して事なきを得ました。

ちなみに携帯はソフトバンクのアメリカ放題。でも通じる場所は少なかったみたいです。ホテルには無料のWiFiがあったので、それは便利だったみたいです。

アメリカへの釣り旅行でいつも問題になるバズーカですが、小谷野君の場合はタックルはほとんど北嶋プロが貸してくれるということで、手ブラ。ルアーだけは持って行ったそうですが、この手軽さは魅力です。

到着翌日はバスプロショップに行ってライセンスや釣具を買ったりしました。

これがフロリダの空気ですっ

そして翌日からはいよいよ北嶋プロのガイドです。朝の暗いうちにホテルまで迎えに来てくれます。小谷野クンは楽しみと時差ボケで眠れない夜を過ごしたのです。

To be concluded.

Comments are closed.