多毛系、炸裂!!
赤羽修弥・宍戸佑真チーム
圧巻のリミットメイク優勝!!
W.B.S.プロトーナメントシリーズ第四戦 即リポ
今の利根川水系・霞ケ浦・北浦のトーナメントにおいて、リミットを持ち帰ることは至難の業、夢のまた夢に等しい。
W.B.S.の場合、バッグリミットは5本。
今年は第三戦までリミットメイカーはゼロだった。
データを振り返ってみても、昨年の最終戦初日の橋本チーム、坂田チームのリザルトに5という数字が記されたのが最後だった。
そんな難事を意外にあっさりとやってのけ、爽やかに優勝してしまったチームがいた。
第四戦の赤羽・宍戸チームである。
胸のすくようなリミット優勝。勝者の二人には会心の表情が伺えた。
しかし、条件は相変わらず過酷だった。
試合前の数日、ローライトの天候が続き、当日も同じような予報が届けられた。
当然、各チームその線でプランを構築する。
しかし、フタを開けてみれば、梅雨明けしたような灼熱ドピーカン。
これではソコソコ釣れていたプラデータが反故にされるというもの。
実際、天候の激変に翻弄されたチームが多かった。
そんな中で行われた第四戦、32チーム64名の選手は、年間成績に至る道筋をイメージしながら潮来マリーナをスタートしていった。
大多数のチームはバウを右に向けてカッ飛んで行ったが、レフトターン組もチラホラ。結果を先に言うと、優勝、準優勝が北利根川、3位から5位が北浦組だった。
【優勝】赤羽修弥・宍戸佑真チーム
優勝の赤羽チームは他団体のトーナメントエリア外だった北利根川の潮来大橋から51号線の間にフォーカス。
まずこれが正解だった。
さすがにプラを含めた数日間、トップアングラーに叩かれまくった水域では、貧果しか望めないと判断したのだろう。まさに老練なエリアチョイスといえよう。
その判断は大正解で、現着していきなり3本ゲット。
しばらく後に1本追加。これで4本。
そこから苦しい時間が続いたが、常陸利根川に移動してパートナーが5本目を獲り、リミットを確保した。
勝負にタラレバは付き物だが、パートナーの「その1本」がなければ優勝はなかった。
まさにW.B.S.らしいチームプレーがもたらした勝利といえよう。
釣り方も冴えまくった。
赤羽選手が獲った4本はすべて今を時めく「多毛系」のミドスト。
世界を席巻しているこうしたルアーをいち早く導入したのも、勝因の一つだろう。
「年を重ねると精神力や集中力が失われるので、若い人に教えてもらいながら試合に臨んでいます」と赤羽選手は語っていたが、その向上心を見る限り、脳味噌はまだまだ若い。
それにしても最近のベテランの活躍には目を見張るものがある。
やっぱり渋い時には経験がモノを言うのか?
<赤羽選手タックルデータ>
タックル1
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ROD : Steez C67MH-SV STハリケーン(ダイワ)
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REEL: Steez SV Light TW-S 9.2:1(ダイワ)
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LINE: Steez フロロ タフネス 14lb(ダイワ)
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LURE: キングジミーヘンジ(ジャッカル)+本気ネコフック(バリバス)3.5gジグヘッド
<宍戸選手タックルデータ>
タックル1
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ROD : スピニングロッド263LS
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REEL: スピニングリール2500
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LINE: PE0.6号+フロロ6lb
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LURE: ストレートワーム4.8 ノーシンカー
【準優勝】馬路久史・椎橋大チーム
準優勝は互いに遠く離れてはいたが、赤羽チームと同じ潮来大橋と51号線の間で釣りを組み立て、4本の魚全てを獲った馬路久史・椎橋大チーム。
このチームのキーワードはスバリ、シェードで、葦や巾着のシェードなどから魚を引きずり出した。
ルアーは多彩で、テキサスで1本、バックスライドのノーシンカーで2本、製作中のストレートワームで1本と、手を変え品を変えて食わせた感じ。
昼に近くなるにつれ、水面が騒がしくなり、バイトが遠のいてしまったのが心残りだったことだろう。馬路選手はこの結果、年間暫定ランキング2位にジャンプアップした。
【3位】蛯原英夫・入田芳和チーム
年間ランキングといえば、このゲームで3位に急上昇したのが蛯原英夫選手。
入田芳和選手と組んで北浦を1周半。
とりあえずクローモーションのバックスライドで870g、2本目はカバークリーパー5.8gにゾワゾワ3.5インチを縦刺したゾワストでジャスト50cm 1,755g。
これでビッグフィッシュ賞を獲得した。
その後、水原で2時間、回遊を待ち、残り15分で恐らくキロフィッシュが掛かったが、惜しくもフックアウト。しかし前回優勝、今回3位という結果は「剛腕、覚醒」という表現が相応しい。
【4位】庄内靖・土明英太チーム
4位はプラから北浦中流域に絞った庄内靖・土明英太チーム。
山田ワンドの矢板を優勝チームと同じく「多毛系」のキングジミーヘンジで攻め抜いた。
このチームは第3フライトの最終フライトだったが、そのハンデをはねのけた。
庄内選手、この結果年間暫定10位に!!
【5位】金澤真三・周東将輝チーム
そして5位は北浦を走り回った金澤真三・周東将輝チーム。
デカブラーモの「バックラッシュ直し」で1本、スピナーベイトで1本と2本の魚を持ち込んだ。
「周東選手がコ・アングラーランキングだったので緊張した」と金澤選手は語っていたが、十分責任を果たしたことだろう。
こうして酷暑に襲われた第四戦は無事に終わった。
相変わらずイージーではない展開だったが、全チーム、熱いゲームを見せてくれた。とくにルーキーの奮闘には印象深いものがあった。
さあ、次はいよいよ最終戦。全選手のナイスゲームを期待したい。
というわけで皆さん、お疲れ様でした。





