月曜の朝、私は驚愕した。
車庫の前に、何やら黒い染みが。
恐らくクルマから出たものだ。
そういえば前日はクルマで外出した。
帰りは夜だったので気づかなかった。

私は大いにアセッた。
「なんか漏れてる?」
私はその黒い染みを分析した。
ティッシュで拭いてみた。
すると、ほのかにピンク色。
「こ、これは冷却水だ!」
甘い匂いもする。
「うーむ、どこかから漏れたのか!」
私はすぐにクルマ屋に持って行った。
クルマ屋はすぐに調べてくれた。
15分ほど下からチェックして、クルマ屋は言った。
「どこも漏れていませんが・・・」
んじゃあの染みは何だ?
私がそう訝っている時、
クルマ屋は思いついたとばかり私に質問した。
「冷却水注入口のキャップ、ちゃんと閉めました?」
は?
そう言われると自信がない。
私は時折冷却水の量をチエックするが、
キャップはそれほど注意して締めているわけではない。
するとクルマ屋は言った。
「それですよ、それ」
要するにしっかりとキャップを締めていないと、
熱した冷却水がその隙間から溢れ出し、下に漏れ出るとのことだ。
よく見ればキャップには絵が描かれてあり、
それが斜めになっていると、しっかりと締めたことにはならないという。
右にジャスト90度回せばカチッという。
すると絵は正しく上を向く。
隣りにオイルの注入口があるが、その絵もちゃんと水平になっていないといけないという。

右が冷却水注入口のキャップ。これだとちゃんと閉まっていない。冷却水は溢れ出る。

こうして絵が正しく上を向くまで締めなければならない。
キャップが固着しないように私は緩めに締めていたのだ。
それがマズかった。だから溢れ出たのだ。
そしてクルマ屋は最後に言った。
「常識ですけど」
んズガーン!
失礼しました。
それでは皆さん、良いお年を!!