ついに来た!
いつかは来ると思っていたものがやって来た。
私はこの日を待っていた!
それは、釣りにおいて待望していたバイトのようなものか。
たとえばテキサスリグをズル引いていた時。
本アタリの前の「ん?」という違和感に続いて「ゴゴゴ、ゴン」と来る、あの感触にも似ている。
来るという予感が、コンマ数秒のアワセを可能にしてくれる。
もしくはヘラプナ釣り。
馴染んで行くウキが一瞬止まり、次の瞬間「ズボッ」と消し込む、あの快感。
これもウキが一瞬止まるから、待っていても瞬発アワセが決まるのだ。
今日やって来たそれは、そのどちらにも酷似している。
俺にもついに来たか、という感覚だ。
何故か大人になったような誇らしい気分に包まれる。
大人になるといえば、少女にとっても来るべきモノが来た時、
昔は赤飯を炊いて祝ったという。
そういえば昔、アームストロング船長が月に降り立った時、
そのニュースを茶の間で見ていた奥さんが、
おばあちゃんに向かっていった。
「おばあちゃんも、もう少し長生きすると、
月のモノを見ることができますよ」
と。
するとおばあちゃんはテレまくって、
「いやだよ、おまいさん。そんなものとっくに上がっているよ」
と答えたとか。
おまえさん、じゃなくて おまいさん である。
ここに江戸文学の神髄がある。
それはともかく、今日、俺のもとに届いたものは、
月のモノよりはるかに意味深いものだった。
人生を考えさせるものだった。
ついにやって来たもの。
それは
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んズガーン!! ついに来たか! 明日は釣りだ。