漫ろ歩きは小魚釣りでも
心の中にゃ大型魚釣りの血が通っている
俺は霞ヶ浦の自然人
足下の植物までもが気にかかる
そんな一節を鵞鳴りながら、
阿見町から美浦村の湖岸線を釣り歩く。
所々に人間から見た良いスポットがある……が、
魚にとってはどうなのだろう?
そんな疑問が頭を掠める。
で、普段は決してやらないであろう場所で、
ルアーを投げる。
実は、これが冒険なんだ。
ルアーをキャストして、リトリーブしている間中、
心の中にワクワクドキドキが生まれる。
しかし、淡い期待は諦めに変わる。
でもね、これからが大事なのだよ。
期待が諦めに変わりかけた頃、
突然に水中で何かがルアーに襲いかかることがある。
これが衝撃だ。
心臓破りの衝撃である。
予測していない事態に遭遇した時の対処法で、
その釣り人の危機管理能力が試される。
油断していると、魚の英知にいとも簡単に負けてしまう。
先日、俺もルアーテストの時に体験している。
だがね、嘆き悲しむことはない。
ここからが更なる飛躍だからだ。
どんな状況下に於いても、
決して油断しない強い精神(こころ)づくりに邁進できる。
失敗を恐れるのではなく、学んで行くことが進む為の秘訣だ。
そう、魚釣りは人生の様なものだ。
