毎日毎日、強風が吹いている。
霞ヶ浦は大荒れである。
まるで荒らぶる神が降臨したかのような荒れ方である。
それでも皆さん、魚釣りに来ている。
頼もしいし、頼り甲斐がある。
辛い時期の辛い釣りを経験しているからこそ、
良い時期の良い釣りを堪能できる・・・・・・と俺は思っている。
が、最近の人はそうは思わないらしい。
辛い時は無理しないことですね。
まるで、ジジイのような言い草である。
俺とか、昭男が言うならジジイなりに判るのだが、
20代の若者の言葉ではないな・・・・・・と俺は思う。
昨日は筑波山がくっきり見えるほどの西の強風だった。
霞ヶ浦の水面には風にあおられた幾つもの白波が上がり、
まるで白ウサギが跳ねているようだった。
湖岸に立っているだけでも吹き飛ばされそうな風は、
波頭を蹴散らして土手まで飛沫を飛ばしていた。
で、いつも笑顔の森谷もこんな顔だったのである。
寒さとペンキ塗りの苦痛で顔が歪んでいた。
一昨日の初ドリルの時は強風の中でも笑顔だったが、
昨日のペンキ塗りでは渋い顔に変わっていた。
でもね、その辛さや厳しさがいつか君の役に立つ。
きっと役に立つ。
そう信じて、今はジッと耐えるんだ。
辛抱できる人が少なくなった現代だからこそ、
辛抱できる精神と体力は、人間としてとても重要な要素になる。
少ないものに価値を見い出してくれる社会が必ずあるからだ。
さて、他にも我慢と辛抱を体験したい人がいたら
どしどしお越しくだされ。
当方、無料にてご指導仕るので御遠慮なく!

