ひつじと言う漢字には二つある。
一つが羊でもう一つが未である。
で、面白いのが羊の下に大を書くと「美」になり、
食を書くと「養」になる。
さらに、羊の下に我を書くと「義」になる。
それぞれの字には意味があって、
大きな羊は利用価値があって美しいものである。
羊を食うことで養ってもらうことができる。
羊のように他者の犠牲になる我にこそ正義あり・・・・・・てなことなんだよ。
そして、未を口にすることで「味」と言う字になる。
今年はそんなひつじ年だからこそ、無用な殺生は慎もうよ。
汝殺すことなかれ・・・・・・をもう一度諳んじてみようよ。
新年に思うことあり、バスフィッシングだよ。
バスも、アメリカナマズも、ブルーギルも、テラピアも、
ペヘレイも、アメリカザリガニも、チョウセンブナも、
四大家魚も、チュウゴクオオタナゴも、そして数々の国内移入種も、
どんな魚であっても、俺は霞ヶ浦の魚を殺さないようにしたい。
で、もし殺してしまうことがあったら食べてみよう・・・・・・と思っている。
ヒツジのように味わってみよう・・・・・・とも思っている。
今年のテーマは釣りと食だ。
釣った魚をその場で捌いて食べるってことだ。
でもね、あくまでも沢山いる魚や年魚がターゲットである。
それは霞ヶ浦資源の枯渇を防ぐためだ。
外来魚だって立派な資源だからである。
和食がユネスコ無形文化遺産になったように、
日本人は本来外来文化に改良を加えて、
独自の文化を構築している。
和食の元になった独自の出汁だって、
平安時代に大陸からもたらされた薬膳が元になっている。
世界中の文化を取り入れ、
それをより良いものに作り上げていく我が国の技術は、
物への慈しみと丁寧さ、忍耐力が生み出しているのだ。
だから、今年は霞ヶ浦でのルアーフィッシングに、
新しい「食」を加えて行こうと思っている。
ひつじ年ならではの「義」を行うのである。