アメリカナマズが少し離岸したようだ。
産卵のピークが過ぎ、浅場で交尾していたアメリカナマズたちが、
今度は子育てのために岩盤帯の窪みや穴、岩の影などに潜みだした。
そのため、以前よりは釣れなくなった。
代わりに、バスが接岸してきている。
面白いもんだ。
ワカサギに始まった霞ヶ浦魚族の産卵が、
シラウオ、フナ、ブラックバス、コイ、タナゴ、タモロコ、
アメリカナマズへと変遷して行くんだな。
そして、アメリカナマズの産卵が終了すると、
テナガエビが産卵で接岸し始める。
秋になるとカネヒラやゼニタナゴなどの産卵が始まり、
続いてアユの産卵期となる。
以前は霞ヶ浦にあれほど多く遡上してきたアユだが、
利根川の河口堰に新しい魚道が完成し、
運用されるようになってからはその遡上数が激減したようだ。
やはり、総延長距離の長い川の方が好きなのだろうね。
そこで、もし霞ヶ浦により多くの魚を呼び込もうと思ったら、
霞ヶ浦導水事業であるな。
魚などの生き物が増えると彼等の捕食消化活動によって、
湖水の無毒化が推進されると考える。
人間の肝臓の機能と同様に、
魚たちの肝臓にも働いてもらえるからである。
霞ヶ浦には農薬を始めとして、様々な物質が入り込んでいる。
これらを分解したり、無毒化してくれているのが太陽である。
その太陽の働きをさらに高めるために、
より多くの生物が生息できる環境作りが大切である。
シラウオもワカサギも、ブラックバスもアメリカナマズも、
巻貝や二枚貝も、沈水植物や浮葉植物も・・・・・・
様々な生き物が棲む霞ヶ浦こそ、
魚釣りのパラダイスと言えるのである。
僕等はみんな生きている。
汝、殺すことなかれ!

