霞ヶ浦の湖岸には、
相変わらずアメリカナマズやレンギョなどの死骸が多いなぁ。
死んで鳥に突かれ、腐って蛆が沸き、悪臭が漂い、
体液が流れ出る・・・そんな目を覆いたくなるような光景が、
あちこちで見ることができる。
これが観光地にならない一因だろうなぁ。
魚の死骸が沢山ある水辺なんて誰も好まないよな。
腐った魚の臭いが充満している水辺になんて誰も近寄らないよな。
まさに負の連鎖なのである。
1985年の地球の人口はおよそ48億人だった。
それが15年後の2000年にはおよそ60億人に増えていた。
さらにその15年後の2015年にはおよそ72億人になっていた。
15年間におよそ12億人ずつ増えている勘定である。
するてぇと2030年には84億人で、
2045年には96億人・・・30年後にはほぼ100億人だぜ。
やばい、やばい。
なにがヤバイかと言うと、地球上の資源の枯渇だな。
化石燃料も、水も、食物も・・・全てが足りなくなるんだな。
するてぇと人工的な燃料や食物に頼らざるを得ない。
化石燃料と水と食料の奪い合いが起こるんだろうな。
もっとも30年後には俺は生きていないだろうから、
そんなの関係ねぇ・・・と言ってしまえばそれで済む。
しかし、俺には子どもがいる。
その子どもたちが飢え苦しむのは忍びない。
だから、アメリカナマズを水に戻し、ゴミを拾っている。
潤沢な化石燃料を保有するのは無理である。
かと言って、農作物や家畜を飼うノウハウもない。
が、出来ることが一つある。
今の水辺に不法投棄されているゴミを拾って、
安全で安心な水作りである。
これなら俺でも出来る。
30年後の父親やさらにその先の子どもたちに向けて、
俺はゴミを拾い続ける。
水を守り、楽しい魚釣りを守るために。
