「霞ヶ浦の鬼」桜川で栄冠を掴み獲る!!
赤羽修弥、多彩な攻めでクラシックチャンプに!!
W.B.S.プロクラシック34 即リポ
10月24、25の両日、SDG Marine YOKOTONE BASEを起点に11名が参加して行われた34回目のW.B.S.カスミプロクラシックは、いつになく見ごたえのあるゲームだった。
当然である。
馳せ参じたのは今年のランキングベスト10、そしてコ・アングラー部門のトップ1名。
これらのアングラーが集って秋の霞ヶ浦・北浦を攻めたのだから、凡庸な試合になるはずがない。
環境もクラシックに相応しい難易度MAXなものだった。
秋の長雨が落ち着いたと思ったら、初日、二日目とも雨模様。
2日間、降ったり止んだりが続いた。
とくに二日目の表彰式前にはバケツ、いやドラム缶をひっくり返したような豪雨が降りしきり、風雲急を告げるW.B.S.を暗示させた。
両日ともに水温はおおむね20℃。
気温は初日18℃、二日目20℃。
初日は凪いだが、二日目の昼前から北西系の風が吹き荒れ、東浦方面からの帰着を困難にさせた。
そんな今年のクラシックだったが、キーとなったエリアは桜川だった。
二日間共に4艇ほどがここにバウを向け、それぞれに考え抜いた釣りを繰り広げた。
草深幸範選手は初日、ここで堂々のリミットメイク。
3805gというスコアを作ってトップに立った。
続いたのは赤羽修弥選手で3本2610g、そしてコ・アングラーからクラシックにコマを進めた周東将輝選手もスティーズ・スピナーベイトで830gという貴重な一本を引きずり出した。
この桜川は二日目も勝負の核となり、結局、桜川での釣果の違いが1位・2位の差となった。
草深選手が2本1240gだったのに対し、赤羽選手は4本2875gを持ち帰り、堂々の逆転優勝を飾ったのである。
赤羽選手といえば桜川、とくに秋の桜川に関しては右に出る者がいないほどの名手。
BasserAllstar Classic 3連覇という偉業を達成した時も、この川が核となった。
「前週の他団体の結果も参考になりました」
と素直に語った赤羽選手は、
「幸い、この川に関しては引き出しも多かったので、主戦場に決め、2日間移動を繰り返して様々なルアーで攻めました」
と語ったように、クランクベイト、ネコリグ、多毛系など、数種類の攻め方を動員して魚を絞り出した。
本人は「ジャンクフィッシング」と形容したが、多毛系のミドストで流木の下から魚を湧き出させ、初日のビッグフィッシュを獲得した1410gが、その破壊力を証明した。
「初日のミスが悔やまれますが、結果としては良かったです。とくに2日目の最後の1本は印象に残るものでした。今年はレギュラー戦でも尻上がりに調子が出て、その流れで今回もクラシックに勝つことができました。皆さんに感謝しています」
赤羽選手はこう爽やかに語って YOKOTONE BASE を後にした。
赤羽選手 タックルデータ
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タックル1(多毛系スト用)
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ROD: Steez C67MH-SV ST ハリケーン(ダイワ)
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REEL: Steez SV Light TW-S 9.2:1(ダイワ)
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LINE: Steezフロロ タフネス 14lb(ダイワ)
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タックル2(クランクベイト[ブリッツ]用)
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ROD: エアエッジ 661LB(ダイワ)
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REEL: Steez CT(ダイワ)
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LINE: Steezフロロ タフネス 8lb(ダイワ)
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タックル3(サイコロラバー用)
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ROD: Steez リアルコントロール 61L(ダイワ)
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REEL: イグジスト 2500(ダイワ)
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LINE: Steezフロロ タフネス 6lb(ダイワ)
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タックル4(ネコリグ用)
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ROD: Steez 631MLFB-SV スカイレイ(ダイワ)
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REEL: STEEZ BF TW パワーチューン(ダイワ)
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LINE: Steezフロロ タフネス 10lb(ダイワ)
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準優勝は前述のように草深選手。
初日は桜川の下流から醤油工場あたりまで遡り、リミットメイク。
「でも簡単には釣れませんでした。絞り出した、という表現がピッタリです」
……初日、5本の魚を持ち帰った後の感想を同選手はこう語った。
苦労がしのばれるコメントである。
リグはダイワ・クワッドフォーゼのダウンショットがメイン。
他にプロトのワームなども織り交ぜた。
「勝ちたかった。でも赤羽選手はさすがです」
と潔く勝者を称えた。
三位は初日、デコらないための小野川に進んで計算違いのノーフィッシュを喰らった大藪厳太郎選手。
2日目は当初のAパターン=北浦に走り、IMAKATSU ビーストボーンを駆使して風のタイミングを捉え、4本ゲット。
2日目のビッグフィッシュ賞を獲得した1110gも交えて2870gをマーク。
単日の記録だけで3位に順位を押し上げた。
なお、WBSカスミクラシックでは、チャンピオンと同船したプレスアングラーにも賞を贈呈している。
今回、二日間同船した平賀さんにプレスアングラー賞として、Raid Japan GLADIATOR GT-68MH-Cが贈られた。
こうして、無事に34回目のクラシックは終わった。
寒い2日間だったが、それぞれの選手に見どころがあるナイスゲームだったと言える。
これで2026年のW.B.S.プロトーナメントもすべて終了した。
来期からのW.B.S.にも期待したい。
というわけで皆さん、お疲れ様でした。









