ここ数ヵ月間、植生浄化施設の維持管理に掛かりっぱなしである。
緊急事態宣言下だったので、トーナメントはもちろん、
防塵挺身隊による湖岸清掃活動も行われていなかったからである。
昨年からコロナウィルスに翻弄されておりますなぁ。
かと言って、コロナウィルス対策を疎かにはできない。
なんたって後ろ指を刺されるからね。
そんな経験は特定外来生物法のときに嫌っというほど味わったよ。
バスアングラーは犯罪者・・・なんてぇ陰口を叩かれてね。笑
笑っちゃう話だけれど、家族まで後ろ指を刺されるのは勘弁だ。
てぇことで、植生浄化施設の整備なら一人でコツコツできるから、
ズーっとやっていたね。
生き物看板を描いたり、それを立てたり、古びた看板を撤去したり、
描き直したり、伸びてきたノイバラを切ったり・・・。
その甲斐あって以前に比べると整備は進みましたな。
で、その施設にある導水路だが、モツゴやタナゴ、メダカにエビと、
溢れんばかりに生き物がいる。
だけれど・・・大きなコイやブルーギルもいたんだね。
でも、小さな生き物はその何百倍も棲息していたんだ。
つまり、外来魚がいても在来魚たちは食い尽くされないってことだよ。

先日の生物調査では、小さなカマツカも捕獲された。
霞ヶ浦では少なくなりつつあるカマツカが、
この水路では繁殖しているってことだよね。
当時のTVで放映されていたのは、ブラックバスの入ったガラスの水槽に、
そこに金魚を入れる映像を流していた。
そりゃ、バスが金魚にちょっかい出しますよね。
縄張り内に突然に入り込んできたんだから・・・。
ライオンの檻に人間を投げ込むようなもんですな。
そりゃ、食われちまいますよね。
そんな光景をTVで流して、何でも喰っちゃうとか、
悪食だとかのレッテルをガッツリ貼られてしまった。
まったく酷い話である。
でもね、自然界ではそんなことは起こらないんだ。
何も遮蔽物のないガラスの水槽とは違って、
自然の水域には隠れ場所がたくさんあるからね。
まぁ、食われてはいるだろうけれど、絶滅させるほど食うのは人間だけだよ。
そうさな、悪食は人間だなっ。
何でも喰うんだからさっ。
この導水路には溢れんばかりの生き物がいる。
その水が溢れて霞ヶ浦に注ぐ、
すると霞ヶ浦に生き物たちが自然に移動して行く。
つまり、この導水路は霞ヶ浦の小さな命を繋ぐ導水路なのである。

霞ヶ浦に小さな生き物を増やす・・・それがバスの為になる。