クラシック24_橋本卓哉選手プレスレポート


クラシック24_橋本卓哉選手プレスレポート
WBSのプロクラシックが去る11/21,22に開催されました。
私はハシタクこと橋本卓哉プロに同船しました。
初日。
濃霧の中ランチングが行われ、試合開始となりました。
その際橋本さんは、「今年は勝つよ!」と、気合い十分でした。
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スタートは4番目。
ポイント到着後に聞いた話ですが、「この場所は魚が多い。
そしてサイズがいい。みんなここに入りたがっているはず。
今日はここで心中する!(笑)」と、言っていました。
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このドブと呼んでいた水路では、主にクランク、スピナーベイト、
スモラバ(3.5g)をキャストしていました。
クランクはモリケンクランクというバルサのものを使用していましたが、
あまりに水中にゴミが多く、まともにひける状況ではなかったので、
ハイピッチャー3/8ozを主軸として壁際を流していき、
要所ではハンツ3.5gにドライブシュリンプをトレーラーにした物を
フォールさせていく、といった釣りで進んで行きました。
橋本さんはボートのステアリングの向きを状況により何度も変えながら、
よりタイトに壁際を攻めていきました。
主にキャストはバックハンド、それもかなりの精度でキャストを決めて行きました。
何度かこの場所でバイトはあったものの、なかなかフックアップには至らず、
悩んでいる様子でした。それというのも、
「北浦とかの浚渫をまわったらまとめられる。でもそれじゃダメ。
クラシックは勝ってナンボ。優勝以外は意味がない。
だからある程度ギャンブルは必要。」
との事だったので、ここでハイスコアなリミットを揃えてしまいたいようでした。
「濃霧によるローライトなコンディションだから、
絞るのが難しい・・全部やんなきゃいけないもんね」とのことでした。
プラではかなり調子のよかった水路でもあったようですが三時間ノーフィッシュ。
さすがに橋本さんも我慢の限界のようで、
「ずーっと同じ景色撃ってて精神崩壊寸前(笑)もう無理」
と言って水路を後にしました。
その後は何個か浚渫をまわり、小野川のマンメイドを流すもノーバイト。
次に入った浚渫で、クランクを通すとバイト。しかしそれは乗らず。
「もう明日(やる予定だった)場所はいっちゃってる・・・」と、
かなり追い込まれているようでした。
しかしそこでまたヒット。ついにフックアップ!
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ハンドランディング。
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上がってきた魚はキロアップ!
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橋本さんもこれにはかなりほっとした様子でした。
その後もバイト!しかし、これはニゴイでした・・・
その後もヘビキャロでバイトはあるものの、
なかなかフックアップができないということが続きました。
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結果、初日は一本、1080gで終了しました。
Day2
二日目。朝は東浦に向かいました。
前日は日中暖かかったのですが、二日目は冷え込み、防寒具を終日着ていました。
「プラで二回釣った同じ魚がいる、1500くらいの。それを獲りに来た。
でもどっか行っちゃったみたい(笑)」と言い、
朝一の場所を見切り恋瀬川下流の場所に行くも、
レンタルボートが先にポイントに入っており・・・できず。
ならば、と、上流に進んで行きました。
上流は水がとてもクリアで釣りづらい状況でした。
30分ほど流し、出ようと言ったタイミングでヒット。スピナーベイトでした。
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その後も橋脚周りを巻物で流しましたが、ノーバイト。
数回移動をして、前日のドブが気になるようで、もう一度はいりました。
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ここでは約二時間半を費やしましたが、5バイトノーフィッシュに終わりました。
タイトに攻めているので、写真のようにトレースコースが
ボートと壁に挟まれる形になり、バイトがあってもフッキングする
スペースが無いことに橋本さんは悩んでいました。
その後、浚渫をまわり、テトラ帯でワンバイト。橋本さんは
「いまさら浚渫をやっても魚抜かれてるよなあ。」と言っていました。
最後に花室川の河口に入り、帰着となりました。
二日目の結果は一本、520g。
両日合計1600gでクラシックは終了となりました。
私も普段霞ヶ浦で釣りをしていますが、沖の釣り、
それもトッププロと呼ばれている橋本さんの本物のヘビキャロ、ヘビダンを見れた、
ということはとても幸運でした。
その釣りに興味のある方はぜひ橋本さんのガイドを受けていただくことをお勧めします。
きっと自分一人や仲間内だけで釣りをしているだけでは得られない経験ができると思います。
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最後にこの場を借りて二日間乗せていただいた橋本さん、並びにWBSの関係者の方々にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
プレス小倉慎太郎

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