W.B.S. PRO TOURNAMENT FINAL
2006.9.16-17W.B.S.プロシリーズ5th. 

歴史はこうして作られる。
2人のニューヒーロー、誕生



初優勝の橋本卓哉、
そしてA.O.Y.の麻生洋樹

霞ヶ浦水系を舞台に、
34チームが死力を尽くして戦った最終戦は
数々のドラマに彩られた、
非常に見ごたえのあるものだった。
いつになく「拮抗」した年間ランキング、
ましてや最終戦は2日間。
僅差のリードはあってないようなもの。
おまけに事前状況は超檄極タフ。
とてもイージーゲームは期待できない。
でも、逃げるわけにもいかない。
A.O.Y.レースにおけるゴール前のデッドヒートを演じる選手たち、
クラシック出場を確保したい選手たち、
そして最後に一発、勝って新年度を迎えたいという選手たち。
それぞれの思いを胸に、68名の兵(ツワモノ)は
湖に漕ぎ出して行ったのである。





最終戦ダイジェスト

初日……
穏やかな秋の風が頬に心地よい9月16日。
久々に太陽が青空の中に顔を見せた。
風は朝は北東、午後南よりに変わった。
やや強い時もあった。
皮肉な天気である。
前週末は夏日だったが、週中に秋雨前線の影響で、
シトシト雨が続いた。
水温も激下がり。
10日と13日ではナント7℃も下がった。
これでは釣れない。
それが試合当日にスコーンと晴れたのである。
しかも潮止水門開放が常陸利根川をメインエリアに決めていたチームに
大ショックを与えた。

そんな初日に飛び出したのは
オオッ、麻生洋樹・桂裕貴チーム。
4,620g(5本)とマックスなウェイトを持ち込んだ。
もちろん暫定トップ。



A.O.Y.レースでも2位との差を広げた。
続いては川口信明・志水一成チーム。
4本ながら4,050gと、堂々の4kg越え。
帰着寸前まで1フィッシュだったが、
風が南に変わったのを見て
入りたかった木原のジャカゴに突入。
O.S.Pのハイピッチャーで
この日のビッグフィッシュ=1,960gを含む3本の魚をゲット。
まぐれ当たりのようだが、
木原という温存していたエリアを持っていたからこそであろう。



続いては
オッ、中嶋美直・堀越祐一チーム。3,860g(5本)。
年間ランキング20位で最終戦を迎えた中嶋選手にとっては、
かなり手ごたえのあるスタートだった。



そして長岡正孝・荻野貴生チーム、
木村翔太・藤原勝己チーム、大藪厳太郎・松村寛チームらが
それに続いた。

真ん中の17位の記録が2,020g。
それほどの貧果ではないが、
釣れているともいえない微妙な数字だ。
各選手が魚を獲ってきたエリアは様々だが、
本湖北岸、小野川、そして意外と西浦が好調。
また、北浦で固めたチームも目立った。
逆に印象的だったのがスノヤハラの絶不調。
全員玉砕した。
結果的にはそこを早めに見切り、
最終的に西浦に救いを見つけた橋本・山口チームに、
密かに勝ち運が乗っかったようだ。

年間ランキングをみれば、
注目すべきは麻生選手と大藪選手の差が
少し開いたこと。
だが、致命的な差にならなかったことが最終日の死闘を予測させた。
また、他の選手間では、それほどの乱高下はなかったが、
最終戦前の時点で23位だった川口選手が14位に、
20位だった中嶋選手が12位に、それぞれジャンプアップ。
逆に、蛯原選手が5位から11位に、
鈴木正選手が10位から17位に、
小田島悟選手が13位から23位にそれぞれ急降下した。
「年間がかかっているからどうしても踏み込んじゃってね…」
ボートトラブルに見舞われてしまった蛯原選手のこのコメントは、
A.O.Y.の可能性のある選手の試合にかける気合というものを感じさせる。
こうして、初日は終わった。
2006年シリーズは残り一日。
それぞれの選手はそれぞれの思いを胸に、
眠りについた。



最終日……

台風13号の影響が懸念されたが、
日曜日になってもまだ九州地方にあり、
湖上はうす曇り。
風も前日ほど
強くない。
そんな中で34チームが最終決戦に挑んだわけだが、
釣れない。まったく釣れない。
したがって、霞ヶ浦は釣れる場所を求めて放浪する
バスボートが交錯する湖と化した。
まるで、霞ヶ浦競艇場。



なまじ湖面が凪いでいるため、全員全開。
私はスカパーのカメラマン・元UBリーグ会長の上田氏と、
W.B.S.専属カメラマン助手見習補佐の矢口氏と、
例によって観戦ツアーにでかけたが、
大橋を渡るときにはすでに湖上はウェーキの筋が何本も交差していた。
それほど選手を苦しませた一日だった。

そんな中でも釣ってくるチームはおり、
浅井由孝・山田貴之チームはなんと4,550g(5本)
玉造あたりでスピナーベイトでズガーンと釣るシーンも撮らせてもらった。



続いて折本隆由・木村信一チーム、4,320g(5本)。
そして、オオッ、橋本・山口チームが3,900g(5本)で続いている。
全体的に超ローウェイト続出の最終日だったので、
結果的には橋本チームのこのウェイトが2日間トータルでトップになり、
優勝の栄冠をもたらした。
また、注目の麻生・大藪のA.O.Y.争いに目を転じれば
麻生チームは…うーん、1,730g(3本)と実に苦しい結果。
しかし大藪チームはそれを下回る1,700g(2本)。
この時点で麻生選手の初A.O.Y.が確定した。
また、クラシック出場者も別掲の通り確定した。
以上が最終戦のダイジェストである。



勝つだけの理由があった
橋本卓哉・山口将司チーム。




W.B.S.参戦わずか2年目で勝利の美酒をグビグビ飲んでいる橋本選手は
実は別の団体では霞ヶ浦でブイブイいわしていた選手である。
例のスーパー3デイズで一躍名を馳せてしまったが、
今回の優勝で名誉大挽回というところか。
だが、プラではまったく見えていなかったという。
何をやってもダメ。
試合後「プラより本番の方が釣れた、珍しい試合でした」
と語っていた。
だが、スノヤハラだけはプラで爆釣。
そこはパラダイス、エルドラド。
5本で7kg、アリエネーって感じ。
「もちろん初日には行きましたよ」
だがそこは音無し美紀子。
万策尽きて古渡、小野川を訪れても、
つれない返事ばかり。
(実は初日、木村チームは小野川で爆釣していた)
途方に暮れた橋本選手、
「それじゃあ、新しいエリアに行くか」と西浦行きを決定。
風も味方した。
荒れると良くなるスポットを引き出しから取り出し、
行って見ればクリヤーウォーター。
確かな予感を得た橋本選手は、ここで3本獲り
「行けるかも」と思った。
しかし次の瞬間、リミット達成のグッドサイズをボート際でバラし
「やっぱだめか。これでクラシックも終わったな」
と肩を落として帰着した。

んがしかしっ、西浦に目をつけた時点で勝ち運をゲットした橋本選手。
最終日はフライトもラストだったので迷わず石田に直行。
すると、そこは貸切モーニングサービス。
1分でキーパーが来きてしまう。
続いて、前日のスポットで次々とキーパーを重ね、
挙句の果てはビッグサイズが期待できる恋瀬川で800gを追加。
最後の最後には再び西浦にもどり一本ゲットという完全試合。
トータル3,900gを持ち帰った。
だが橋本選手、「これではとうてい優勝は無理、
クラシックもどうかな? 」と期待していなかったそうだ。
たしかに、2日間トータル6,500gでは強気になれなかったことだろう。
事前予想では4kg2日間で優勝。
クラシックのボーダーウエイトが18kgといわれていたからだ。
だが、ほとんどの選手がのた打ち回った最終日だけに、
3900gは逆転に十分な数字。
見事な勝利といえよう。
そしてクラシック権も自力で獲得した。



勝因は「見えていなかったからこそ臨機応変に対応できた」こと。
なまじどこかに強烈なスポットをキープしていたら、こうはいかなかっただろう。
今回はそれがスノヤハラだったが、早めに見切ったことも勝因のひとつ。
そして、ラバージグがメインリグだった今回、
バラシを激減させたスティーズ・ハリヤーをエースロッドに指名したことも
大きかったという。
とまれ、「何かをやらかす」という期待を持たせる橋本選手、
この勝利を契機に大きく飛躍してもらいたいものだ。
パートナーの山口君の貢献も忘れてならないだろう。
ご両人、初優勝オメデトウ!!

橋本選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:Daiwa STEEZ ハリアー
REEL:Daiwa TD-Z ML
LURE:O.S.P.JIG
LINE:Daiwa TD-ブレイブ 14lb
TACKLE2
ROD:Daiwa STEEZ ハリアー
REEL:Daiwa TD-Z ML
LURE:ジッャカル・カバークローラー
LINE:Daiwa TD-アデス 14lb
RIG:ノーシンカー
TACKLE3
ROD:Daiwa STEEZ ハリアー
REEL:Daiwa TD-Z ML
LURE:Nories エスケープツイン
LINE:Daiwa TD-ブレイブ 14lb
RIG:テキサスリグ

山口選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:Daiwa バトラー U.S.TRAIL762HFB
REEL:Daiwa TD-Z
LURE:ゲーリーヤマモト ファットイカ
LINE:20lb
RIG:ノーシンカー
TACKLE2
ROD:66M
REEL:Daiwa ピクシー
LURE:カットテール6.5インチ
LINE:12lb
RIG:ノーシンカー
TACKLE3
ROD:70Mグラス
REEL:Daiwa TD-Z ML
LURE:O.S.P.ハイピッチャー3/8oz
LINE:16lb



竜虎相打つ
麻生・大藪のA.O.Y.争い


今回の試合のもう一つの焦点は
いうまでもなくA.O.Y.争い。
戦前の予想ではトップの麻生選手から
5位の蛯原選手あたりまでが圏内。
ことによったら6位の浅井選手、7位の長岡選手あたりまで
チャンスあり、というものだった。

しかし、初日が終わった時点で、
暫定トップの麻生選手がトップウェイトを叩き出し、
大藪選手は3,360gとまずまずのスコアを記録したものの、
他の選手は揃って討ち死に。
強いていえば長岡選手が4位に暫定ランクを上げたものの、
麻生選手との差は5kg以上。
とても今回の釣れない試合展開では逆転は不可能だ。
となると争いは麻生・大藪の2人に絞られたと言っても過言ではなく、
それがますます大きな話題を呼んだ。
追う立場の大藪選手は楽といえば楽である。
攻めて攻めて攻めまくるしかないのだから。
逆に、追われる立場の麻生選手は辛い。
初日に大藪選手との差が少し開いたのも、
逆にプレッシャーだ。
だが、ここで逃げ切ることができれば、本人にとって非常に大きな自信となる。
それほど逃げ切りは難しい。
前述のように我々は最終日に観戦ツアーに出かけたわけだが、
玉造ですぐに麻生チームと遭遇した。
その時の表情はとても表現できない。
800gを1本持っていたと後で聞いたが、
苦悶というか修行僧というか、
とてもトーナメントをエンジョイしているとはいえない顔だ。



私は昨年の「大山サッカー部」を思い出した。
あの時も最終日に麻生で彼らと会った。
「ヤバイですよ。まだ釣れていないんですよ」
橋本選手の表情は、麻生選手のそれとまったく同じであった。
幽霊のような顔であった。

確かに麻生選手にアドバンテージはある。
2位の大藪選手との差は2,640g。
つまり大藪選手が4kg釣ってきても、
麻生選手は1,370g釣ればいいのである。
キーパー2本である。
「そんなのカンタンじゃん」
と思うだろうが、それがシロートの浅はかさ。

大昔、琵琶湖で試合中の宮本英彦氏を取材したことがある。
宮本さん、その時点でマメ一匹。
そこへ宮本さんの知り合いらしき人がやってきた。
遠くから叫んでいる。
「宮本さーん、どう? こっちは釣れましたよ」
そういってライブウェルから魚を出して見せた。
私はこんな馬鹿を見たことはなかった。
これだからシロートはこわい。
「だったら試合で釣ってみ」
大人の宮本さんはそうはいわなかったが、
追い詰められた試合での精神状況と、遊びでは天と地ほどの違い。
遊びで釣るのはカンタンだ。
私にも釣れる…だろう。
だが、試合、それもビッグタイトルがかかった試合だと話はまったく違う。
去年の橋本選手、今年の麻生選手にとって、
「たった2kg、いや1kg」が10・にも感じられるのである。
ゴルフも同じ。
タップインの50・も、状況によってとてつもなく長くなるのだ。

そうはいっても大藪選手も実は楽ではなかった。
初日に麻生チームがビッグウェイトを出したことで、
「選択肢を狭められた」大藪選手は、
勝負に出るしかなく、無理狙いに終始した。
しかも水門開放のショックは
常陸利根川をエリアに置いていた同選手にとって、
計り知れないほど大きかったに違いない。
逆転プランが水泡に帰してしまったのである。



観戦ツアーでは大藪チームを麻生あたりで見かけたが、
いまいち元気がなかった。
初日にまずまずの成績を残しただけに、
最終日は大爆発したかっただろう。
しかし、試合後は清清しく麻生選手の健闘を称えていた。
そこには、
全力を尽くして戦った男だけが共有できる無言のエールがあった。





麻生チームは初日、牛堀、玉造、麻生の杭で
着実にキーパーを重ねていった。
押さえのパターンは
ジャカゴの石積みの上に乗っかっている魚を、
エコギアのBTSをスルスルと引くという難度の高い釣り。
この日までに練習を重ねて自分のものにした。
フォローは桂選手のジグヘッドワッキー。
最後も杭で締めて前述のナイスウェイトを記録した。
2日目も同じような釣りを展開したが、
苦しみ抜いての3本1,730g。
これではアングラーも去ったと
放心状態でのボートドライブ。
だが、ひたむきに戦い抜いた男を神は見放すはずもなく
結果を見れば準優勝で
A.O.Y.でも堂々の逃げ切り。
今年の第3戦で初優勝を遂げた勢いをそのままに、
超ビッグタイトルを獲得した。
長い長い最終日だったが、
今となっては忘れられない一日になったことだろう。
おめでとうございました。



麻生選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:Nories RoadRunner Voice 6100H
REEL:SHIMANO 1000MG
LURE:ジャッカル カバークロー4インチ
LINE:フロロ14lb
RIG:ノーシンカー
TACKLE2
ROD:Nories RoadRunner Voice 630MH
REEL:Daiwa ピクシー
LURE:マルキュー BTS
LINE:フロロ8lb
TACKLE3
ROD:Nories RoadRunner Voice 630MH
REEL:SHIMANO 1000MG
LURE:エコギア バグアンツ 4インチ
LINE:フロロ12lb
RIG:テキサスリグ1/4oz

桂選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:G.Loomis CBR781
REEL:Daiwa ピクシー
LURE:ワッキークローラー
LINE:PEシステム
RIG:ワッキー&スプリットショット
TACKLE2
ROD:EverGreen テムジン エゴイスト
REEL:Daiwa TD-X103
LURE:バークレイ バルキーホグ3インチ
LINE:20lb
RIG:テキサスリグ
コメント:Hiro'sNoteレポートを待て




それぞれの秋
それぞれの最終戦


ストーリーはどうしても優勝者、
A.O.Y.獲得者にスポットが当たってしまうが、
もちろん参加した全選手にそれぞれのドラマがあった。
たとえば3位に入った布川昭男・保延宏行チーム。
今期は比較的好調だった布川選手、
だが最終戦は絶不調。
そこでパートナーの保延選手と共同作戦を展開。
2日間ともまずまずの成績を叩き出し、
スルスルと3位入賞。
ベテランの意地を見せ付けた。



布川選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:G.Loomis IMX MBR 783C
REEL:Daiwa TD-X103
LURE:ジャッカル カバークロー3インチ
LINE:16lbナイロン
RIG:ノーシンカー
TACKLE2
ROD:G.Loomis IMX MBR 782C
REEL:Daiwa TD-X103
LURE:エコギア ロッククロー
LINE:フロロ12lb
RIG:ヘビーダウンショット
コメント:パートナーに恵まれました。

保延選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:G.Loomis IMX MBR 783C
REEL:Daiwa ピクシー ZPI使用
LURE:ジャッカル カバークロー3インチ
LINE:フロロ14lb
RIG:ノーシンカー
TACKLE2
ROD:G.Loomis IMX MBR 782C
REEL:Daiwa ピクシー ZPI使用
LURE:Nories コンポジットツイン(大)
LINE:フロロ12lb
RIG:ノーシンカー
TACKLE3
ROD:G.Loomis GLX MBR 844C
REEL:Daiwa TD-Z103 ZPI使用
LURE:ジャッカル カバークロー4インチ
LINE:フロロ14lb
RIG:ノーシンカー
コメント:パートナーとの協力により
2日間楽しく魚を獲っていくことができました。
やはりボーター同士のペアは強力ですね!!




4位に入った赤羽・蜂谷チームの安定振りも印象的だった。



5位の長岡・荻野チームの北浦攻略にも意表をつかれた。

そして、クラシック権を視野に入れて戦う選手たちにも、
感動のドラマがあった。
例えば、ボーダーラインの20位で最終戦を迎えた中嶋美直選手。
「去年出られなかっただけに、今年はどうしても出たい。
でも20位。攻めるしかないんですが、微妙。でも21位にだけはなりたくない」
…たしかに21位には誰だってなりたくない。
でも、誰かがならなくてはならない。
そんな状況で最終戦を迎えた中嶋選手、
初日に好スコアを叩き出し、2日目もなんとかしのいで、見事6位入賞。
クラシック出場を確保した。



また、初日にビッグフィッシュ賞を獲得した川口選手も
その貯金がモノを言ってランク12位に急上昇。
久々にマンダムスマイルが復活した。
川口選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:Gamakatsu LUXXE カマー665M
REEL:Daiwa TD-X103
LURE:O.S.P.ハイピッチャー
LINE:SUNLINEマシンガンキャスト14lb

最終日のビッグフィッシュ賞は
村川勇介・須田孝文チームが獲得(1,900g)
恋瀬川上流のシャローでクリスタルSが炸裂。
「久々にシビレました」というナイスな魚だった。
初日にハズしてしまった村川選手だが、
腐ることなくモチベーショを持ち続け、
「ビッグフッィシュ、そして来年につながる何かを求めて釣りします」
と健気。
言ったとおりにビッグフィッシュを獲得するあたりは、
非凡なものを感じさせる。



村川選手タックルデータ
TACKLE1
ROD:Nories RoadRunner680L
REEL:Daiwa TD-Z
LURE:Nories クリスタルS シャローロール
LINE:DUEL X-TEXコブラ 14lb


なお、Bプロの年間1位は柴崎智尋選手が獲得した。おめでとう。
こうして、今年も終わった。
振り返ってみれば、いろいろあった。
だが、この最終戦はいままでのどの試合よりも内容が濃かったように思われる。
一生懸命戦った選手の気持ちがよ〜くわかるだけに、
トーナメントレポートも手を抜くわけにはいかなかった。
一生懸命書きました。
こんなもんで勘弁してください。

レポート・大和小平(やまと・しょうへい)