長岡 正孝 選手のプレスアングラーを務めさせていただいた
上田 学と申します。
プレスアングラーも初経験、バスボートも初経験、
大きなプロの大会を見学するのも初経験、
何から何まで初経験で不安ばかりでした。
そんな中同船させていただいた長岡選手には
心優しく接していただけたのでとてもうれしかったです。
では、1日目から長岡選手の戦った軌跡をお伝えしたいと思います!
1日目
大会は選手とプレスの顔合わせから始まりました!
事前に長岡選手の船に同船させていただくことは連絡されていましたので、
どんな方なのか期待と不安でドキドキしていました。
笑顔で、
「よろしく!」
と言っていただけたのでとても安心したことを覚えています。
そのあとボートに案内していただいて荷物を積み世間話をしながら
ボートをおろしました。
出発前の場所に行く途中で
「北浦までロングランするから!」
と言われたのですが、その時はどれくらいキツイことなのか知らなかったので、
「おねがいします!」
と答えました。
そしていよいよ出発の時!
ゼッケンナンバーを呼ばれ返事をした後、
エンジンを始動してゆっくり動き出しました!
まだこのときは、ボートって大きいなとかかっこいいなとしか
思っていませんでした。
長岡選手が、
「行くよ!」
と言ったとたんエンジンが大きな音で一気に回転し始め、
船首が一瞬上がったかと思ったら水平になり
感じたことのない風と衝撃がきました!
正直
「自分耐えれません!」
と心の中で思ったくらいです。
その状態で約20分くらい耐えて(場所名がわかりません)の
デッドスローエリアで一度一息つけました。
デッドスローエリアに入ってすぐ長岡選手に
「大丈夫?」と声をかけていただきました。
バスボート初体験の僕を気遣っていただけてほんとにありがたかったです!
もちろん僕は、
「大丈夫です!」
と答え釣りの話しやいろいろな体験談を聞かせていただきました。
デッドスローエリアを抜けると一気にフルスロットルで
目的地まで行き釣りを開始しました。
到着したのは0650頃だったと思います。
0650
エリアにある杭をジグヘッドワッキーで釣り始めました。
「ここでキーパーサイズを揃えられれば展開が楽だね」
と話しながらも狙いのスポットに丁寧にルアーを入れていきます。
一つ一つの動作が流れるような動作でとても参考になりました。
1時間半ほど打って反応がないので移動して北浦上流へ
0846 北浦上流
同じように杭を打っていきます。
前のエリアの杭は竹でしたがこちらの杭は木材で
僕の目にはどこもおいしそうでした。
0930
ギルバイトがあり期待が持てそうだと思っていたら
0959
ストレートワームのジグヘッドワッキーに待望のヒット!
一気に抜きあげて無事にランディング!
写真を撮り、ライブウェルにしっかり魚を収めた後がっちりと握手をしました。
「一匹釣れば落ち着くんだよ〜」
と長岡選手もうれしそうでした。
そのあと反応がないので少し上流へ小移動して杭をダウンショットで打ち始めました
1104
待望の2匹目を釣りここからバタバタと釣れ1220にリミットメイク
ここから入れ替えです!
イタコマリーナまで一気に船を走らせ、
バイフレーション→スピナーベイト→ダウンショットと橋脚周りを打っていきます。
1300 6本目
橋脚の足に吸い込まれたダウンショットに明確なあたりがあり、
長岡選手がしっかり体制を整えスイープかつ力強くあわせるとがっちりフッキング!
見事なキロアップが上がってきました!
ここで一気に本湖まで走り浚渫をやるもノーバイトそのまま帰着となりました。
2日目
昨晩降った雨の影響なのか前日より冷え込んでいました。
朝の挨拶をすませロッドのセッティングをしながら
今日のプランを聞きました。
「今日も北浦まで一気に走るよ」
と言われたのでしっかりと防寒をして寒さに備えました。
朝の集合を終えいよいよ船をおろします。
ほんとにわくわくする瞬間です!
今日は昨日の逆順でフライト!
長岡選手は自分のゼッケンが呼ばれると
エンジンを回し少し沖に出て一気にフルスロットル!
2日目は少し慣れていたのとバスボートに乗ったことがある方からアドバイスを受け
たのでだいぶ楽に乗ることができました。
0646 北浦着
昨日バタバタとリミットを揃えた場所をダウンショットで丁寧に打っていきます。
前日より風がなさ過ぎてもう少しほしいですねと長岡選手と話していると
0720 1本目
ノンキーでしたが早い段階での反応は大歓迎でした!
このとき何となくですが長岡選手のダウンショットを打つリズムが
前日よりスムーズだな〜と感じました。
いいリズムが出てきたところで
0812 2本目
キーパーサイズが釣れました!
0900ごろから風が少し出てきていい感じになってきたのですが、
晴天で巻物には分が悪い天気でした。
そんな話を長岡選手としていると、
0930 ビッグバイト
昨日は釣れなかったキャットが顔おだしました。
そのあとは反応がなくなったのと人が多すぎたので、小移動を繰り返しながら
そのエリアのいい条件のスポットにダウンショットを入れていきます。
1054 3本目
キーパーをとり前日よりイイペースで魚を捕っていきます。
このとき打っていた場所がヒントとなり、同じようなシュチュエーションの
場所を釣ろうとなりました。
それが大正解!
1155 4本目
移動してエリアの半分ほど打った時でした、長岡選手がいままでと同じようにスイープな
フッキングをしたところ今までと明らかに違う反応があり慎重に取り込むと...
2kg近い魚が上がってきました!
がっちりした顎をつかんで船にあげすぐにライブウェルに収めると。
前日よりも力の入った握手を交わし僕は
「おめでとうございます!」
と何度もいいました!
興奮が覚めやまぬなか丁寧に杭を打っていくと。
1202 5本目
いい魚体の4本目のキーパーを釣りリミットメイクが目前に見えてきました!
1207 バラシ
待望のあたりがあり、またスイープフッキングが決まるとあきらかなkgアップ
これを捕ればと思った時でした、運悪くダウンショットの捨て糸が指に絡まり
フックが長岡選手の指に軽く刺さってしましました...
その影響で魚がばれてしまい残念な結果になりました。
気を取り直して杭打ちを始めると20分ごくらいに
1228 6本目
ノンキーでした。この魚を釣った後帰着時間を考慮して、本湖に戻りながら
直感で感じたところに入りダウンショットを桟橋に打っていくも反応がなく
本湖まで一気に戻り浚渫へ、
ここでも丁寧にヘビキャロを引きましたが反応がなくこのまま帰着となりました。
ウエイインが始まり次々と船が陸に引き揚げられていきました。
いよいよ長岡選手の出番です!
ビッグフィッシュ賞がとれたらありがたい!と
長岡選手と自分でお互いに話しながら会場へ、
大きい魚をとりだすと歓声があがりました!自分のことのようにうれしかったです。
ウエイトを量ると1970gのスーパービッグでした。
少し離れたところで見ていた僕もうれしさのあまりガッツポーズ!
ほんとにうれしかったです!
長岡選手は2日のトータルで5位 2日目ビッグフィッシュ賞の成績を収められました。
2日目のキロアップがあればと思いたくもなりましたが、
ここが魚相手の難しさなのではないかなと思います。
長岡選手ほんとにお疲れ様でした!
そして2日間同船させていただきありがとうございました!
とても勉強になりました!
また貴重な経験をさせていただいたWBSの関係者の皆様ありがとうございました!