丹竜治 プレスアングラーレポート 初日 矢口匠
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昨年、初めてプレスとして参加させていただいて、
W.B.S.プロの凄さを体験することができましたが、
残念ながら仕事の関係で1日のみの参加でした。
今年はプロの凄さを再度体感すべく、
2日ともプレスアングラーとして参加させていただきました。
Day-1
昨年と同様ですが、どのプロのボートに同船させていただくかは、
当日朝までわからずドキドキです。
そして今年のW.B.S.プロは、丹プロでした。
丹プロは、ブログ等の写真よりもゴツく正直ビビっていましたが
「安全第一なんで、何かあったら遠慮せず言ってくださいね」
と声をかけていただき、だいぶ緊張が解けました。
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初日は、朝から台風並みの風雨により、
スタートがドック内での待機となり、一時中止の可能性もありましたが、
徐々に天候が回復傾向となり約2時間程の遅れでスタートとなりました。
スタートの順番は13番で結構な波を越えてのドライブとなりました。
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途中、ボラが全速ボートに突っ込んできて、
目の前が血まみれになるハプニングもありましたが、
デットスローエリアを経由して約20分ほど走って辿り着いたのは、
外浦逆浦エリアの水門でした。
しかし、先行者がおり残念ながら通過。
その後の本命ポイントである水門にも先行プロがおり、
一気にそのまま常陸利根周辺エリアへ。
上流に2艇、下流に1艇と狭いエリアに集中するなか、
上流のプロに声をかけスピナベから打ち始めました。
スピナベ→ヘビダン→ノーシンカー→トップと、
状況に合わせてローテーション。
ノーシンカーとトップにはバイトがあるものの、ノーフィッシュ。
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「大会中だけど、釣り人としてはゴミを見逃せないからね」
と言いつつ、杭に絡まったライン等のゴミを丁寧に回収。
各エリアをランガンするものの、水門からの茶色に濁った水の影響か
沖目の杭で1バイト(直後枝に巻かれる)以外の反応なし。
特に水質(水深)、水流、ボトムのマテリアルを気にしながら
ポイントを選んでいるように見えました。
気がつくと12時過ぎでした。
朝イチには入らなかったシャローエリアへ移動。
杭を丁寧にテキサスで打っていくと待望のバイト!
がっちりフッキングし、電撃ランディング。
950gのナイスフィッシュ!
ライブウェルに入れてからガッチリと握手。
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残り時間を気にながら各所をランガン、
各所でバイトが有るものの、魚を追加することなく帰着。
初日は13位でした。
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Day-2
初日1本をウェインし、950gで13位につけた丹選手。
トップの橋本選手は4本3,430gのため、その差は2,480g。
「今日もブレずにマイゲームを貫くよ」
丹選手のフライトは7番目。
プランも明確で、「ベイト・ハードボトム等の要素が絡むエリア」とのこと。
7番フライトで向かった先は蔵川ワンド。
テキサス、巻物で流していると
「カワウ」が鯉釣用の針に刺さり苦しんでいるのを発見。
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試合中にも関わらず丹プロはかなりの時間をかけて救助、
ゴミピックアップ運動に積極的に参加していることは、
ブログ等で知っていましたが、
ゴミだけでなく水辺の環境にも高い意識があることが分かり感動。
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小移動を繰り返しながらもバスからの反応は得られず、
シャローの杭エリアに移動。テキサスで丁寧に打っていきます。
ボラ、シラウオ、ワカサギと生命感抜群の中、
バイトとともに一瞬でランディング。
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その後、水門と杭の絡むエリアへ移動し、
シャッドのピックアップ寸前でバイトものらず、
何かヒントを得たのか、
少し沖目のパイプへテキサスのスイミングに切換え1投目でヒット!
がっちりフッキングしランディング。
イイペースで2匹釣りあげました。
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しかし、後が続かずここから丹選手の苦しみが始まる。
行く先々で見る先行者の姿が・・・
バイトもショートバイトの連続・・・
その後もリミットを目指し帰着時間に間に合うのか心配になるほど、
時間ギリギリまでキャストを続けたが、無念のタイムアップ。
最終的には初日と順位を変わらず13位。
「悔しいけれど、マイゲームをやりきったからね」
と言った丹選手の言葉が印象に残った。
最後に、プレスとして採用してくださったW.B.S.様、
試合中にもかかわらず色々気を遣っていただいた丹選手に
お礼申し上げます。ありがとうございました。
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プロの本気の釣りを、
目前で見ることのできるチャンスは滅多にありません。
それが体験できるプレスは、本当に貴重だと思います。
来年もまた応募したいと思います!
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