小田島 悟プロ プレスアングラーレポート 山崎 喜八郎
普段は霞ヶ浦水系を、おかっぱりのみで釣りをしているので、
ポイントの開拓と自分自身のスキルアップと、
プロ選手との交流の為、今回プレスアングラーとして、
初参加させて頂きました。
クラシック初日は、台風並みの悪天候により、
スタートが待機となり中止の可能性もありましたが、
私としては「中止してほしくない」と言う思いでした。
我々プレスに、中止or決行の意見を聞かれた際も、
思いのほかプレスのみなさんも同じだったらしく、
2時間程の遅れでスタートとなりました。
ポイントに到着すると、奇跡的に雨風ともに治まりましたが、
水温低下と濁りでポイントは壊滅寸前、
しかし、さすがバスプロ「モーニングチャンス」に、
かろうじて間に合い2時間を費やして2本をキープ。
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しかし小さいながらもキーパーサイズを
1本バラしてしまったのが悔やまれます。
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暫くすると今度は、夏を思わせるような秋晴れに、
天候が目まぐるしく変化しましたが、
ノーバイトの時間が長く続いた為、行方エリアを見切り、
同じようなシチュエーションを求めランガンするも
魚を追加する事は出来ず初日が終了しました。
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蓋を開けてみると、なんと他の選手も苦戦していたようで、
橋本プロが頭1つリードしていましたが、
結果はローウエイトで、ほぼ団子状態!!
誰にでも優勝のチャンスがある面白い展開となりました。
小雨が降る朝を迎え試合2日目がスタート、
「今日はかっこいいところ見せるよ」と小田島プロ。
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真っ先に目指したポイントは、
初日に唯一魚が釣れた行方エリアへ。
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すると到着後早々に2本をキャッチ。
エリアが正解だったのか、その後もコンスタントにキャッチし、
9時前にはリミットメイク!!
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小田島プロの有言実行と完璧な試合展開、
そしてなによりピッチングの制度の高さに鳥肌が立ちました。
ふと横を見ると、清水プロが同じエリアに居るではないですか、
清水プロは昨日このエリアで1本しかキャッチ出来ていない事を考えると、
小田島プロが攻め終えたポイントは釣れないであろう理論が成立し、
ビッグバスを求めポイント移動。
この後このポイントが爆発し、
清水プロが驚異的なスコアをたたき出すとは、
誰も思っていなかったでしょう。
小田島プロは、ビッグバスを求めて
ひたすらランガンし再び行方エリアへ。
浮草の上を滑らせたテキサスに、
もんどりうつようなバイト、しかしフッキンには至らず。
しばらくそこで粘ったが反応が無くなり移動、
どこに移動するも全く反応無し、最後に選んだポイントは北浦の八幡、
この時点で13時を廻っており、気合いを入れての再スタート。
これが功を奏したのか、1本入れ替えに成功し、早めに帰着。
するとランチング待ちをしている選手たちが、
首を横に振り渋い顔をしているのを目の当たりにし、
結果が楽しみと言う思いから、もしかしたら?
と言う期待に変わりウェィインショーへ。
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小田島プロが1番目のウェィインでしたので当然暫定トップ、
そして同じエリアで釣りをしていた清水プロが、
同ウエイトでトップタイ。
他の選手たちは相当苦戦したようで、ノーフィッシュが多発!!
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そのまま順位が入れ替わることなく最後の蛯原プロのウェィイン。
緊張の一瞬、しかし、僅かに届かず順位はそのまま・・・
という事は「やったぁー」と喜んでいたのもつかの間、
同率1位はフィッシュオフだよと教えられ再びボートへ。
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湖面に浮いたとたんに小田島プロの緊張が伝わってきます。
私は、「落ち着いていきましょう」とか「がんばりましょう」とか、
ありきたりな事でしか声をかける事ができず、
そのあとはひたすら釣れてほしいと祈っていましたが、
さすが霞バス!!
1時間では、そう簡単に釣れることなくドローとなりましたが、
内心ほっとしていました。
なぜなら、過酷な天候で、こんなに素晴らしい結果を残した
2人に優勝してもらいたいと思ったからです。
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この2日間で、トーナメントを通して釣りの楽しさ、厳しさ、
奥深さを再度実感することができ、大変良い経験となりました。
また、「プレスアングラー賞」まで頂いてしまいました。
どうもありがとうございました。
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選手のみなさん、そしてスタッフとプレスのみなさん、
2日間お疲れ様でした。
小田島プロ、清水プロ
クラシック20優勝おめでとうございました。
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