渡辺 尚昭 プレスアングラーレポート 本橋 宏
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何もかもが初めてのクラシック、
プレスということで、
前日から緊張とワクワクのまま当日を迎えた。
担当選手は渡辺尚昭選手だ。
初めてのバスボートに乗った時点で興奮している自分がいた。
スタートして高速で走るボートは最高の気分だった。
過ぎ行く景色に後ろの水しぶきに見える虹は、
日常生活の中では感じる事の無い感覚だ。
最初のポイントは西浦。
ここでテキサスとヘビタンで探る。
6時半にキーパーギリギリをキヤッチ、
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一時間後ナイスな900gをチャッチ。
およそ2時間費やすが、その後は当たりなし。
崎浜に移動し、ストラクチャーを探るが当たりがない。
予定の時間になり、移動前にラスト1投と叫びながらスピナベをキャスト、
するとナイスなキロフィシュ!
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その後は計画通り10時に桜川に入る。
上りながらテキサス、ネコリグ、へビタン等でさぐって行くが当たりはない。
この時点で数艇のボートが浮かんでいた。
目的の水門に到着してスモラバも追加して、
ボートを岸に横ずけで粘るが当たりはない。
水は本湖よりクリアーだ。スピナベで行くかー!
のかけ声とともに流芯にジンクスを!
キター!!の声を聞くとロッドが弓なりに、
みごとなキロアップをゲット、思わず握手をしてしまう。
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ルアーを交換(痛んだため)して後方へジンクスをキャスト、
なんと今度は800gのナイスバス!
マジですか!!と思いまた握手、これでリミットメイク。
目標を3500gとしていたので4kg近くになり大満足!
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怪しげな1匹を入れ替えしたいねと言いつつ
またジンクスを投げると奇跡の3連チャンで600gをゲット!!
なんと、ものの5分で3本を釣り上げてしまったのである。
怪しげなバスを計るとノンキーパーに縮んでおり、
入れ替えにより完璧なリミットメイクとなった。
思わず・・・凄すぎます!!と叫んでしまった。
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アングラーはワタナベ! ルアーはスピナベ!!
とジョークを言いながら本湖にむかった。
ポーカーフェイスのつもりでいたが、
すれ違う人に顔が笑っていますよと言われ、
これには二人とも苦笑いしてしまった。
その後は花室川をチェックしてノンキーを1本あげ、
時間の許すかぎりパトロールにあて、ノーミスで満足な一日になった。
初日は7本上げて5本がスピナベという結果に終わる。
成績の方はなんと初日トップの4270gと、
最高の形で終えることが出来た。
プレスとしても嬉しいかぎりである。
当日夜のパーティにも参加させていただき、
他のプレスの方とお話が出来、
また他の選手の話も聞けてとても勉強になりました。
また吉田幸二さんの選手紹介もユーモアに富んでいて、
すばらしかったと思います。
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DAY2
先日の興奮が残るまま最終日。
渡辺選手の悔いの無い釣りをするとの言葉とともに、
朝焼けの中ラスト3番目にスタート。
初日トップと言う事もあり、かなりのプレッシャーがあるようだ。
初日同様に西浦でヘビタン、スピナベを交えながら探るが当たりはない。
厳しい時間が過ぎ,気がつくとすでに2時間以上費やした。
風が昨日より弱く穏やかなのですぐ美浦の木原に移動した。
ヘビタンで探るが当たりはない。
バイトのない時間帯は声をかけるのもちょっと厳しかった。
夕べ吉田幸二さんが選手に声をかけるときは、
ゆっくり話しかけて下さいと言っていたのを思い出した。
渡辺さんスリーエー(AAA)で行きましょうと声をかけた。
すぐ何それ? と聞かれたので、
あせらず、あわてず、あきらめず、の事ですと説明した。
戦場カメラマンの渡辺陽一さんの口調で、
信じれば必ず来ますとい言い応援した。
8時半来ましたキロフィッシュ、やっぱりジンクスでした。
喜びのためまた握手をしてしまう。
ノーバイトが続いていたので嬉しい1本である。
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その後は丁寧に探るがあたりはない。
予定では10時には桜川に入りたいので切り上げた。
途中河口の手前でヘビタンでさぐるがノーバイト、
時間までここで粘る覚悟で、昨日の場所まで探りながら上がる。
水門についても水の流れはなく、ルアーへの反応もない。
あまりに条件がよくないので木原に戻ろうと時間の計算をする。
移動も入れて1時間は出来そうだ。
その時水門から流れが出てきたので、もう少し粘ってみる。
しかし、バイトにはいたらなかった。
木原でも朝と同様に探るがあたりはない。
最後の15分を西浦にあて最後の望みをつなげるが
・・・時間切れとなった。
結果は1本のみだったが2日間ノーミスで、
やれる事はすべてやったという言葉には、
二日間を共にした私としても納得出来る言葉だった。
結果は1本のみの1080g、
総合10位でクラシックを終了。
プレスとしての2日間の感想は、
広大な霞ヶ浦で、バスを見つけ出す野生の本能、
最後まで諦めない精神が渡辺選手から感じ取れた。
また運営をサポートしていたスタッフのみなさん、ご苦労様でした。
いつの日か私もバスボートでWBSに参戦したいと思いました。
とても有意義な二日間でした。
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