石井賢二 プレスアングラーレポート 星野卓志
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自分がバスフッシングにはまって20年余り。
初めてバスを釣ったのが霞ヶ浦でした。
当時は簡単に釣れたことから
「トーナメントで勝てるんじゃ・・・」と天狗になって
W.B.S.とは別団体のアマチュアトーナメントに参加して
現在も活動を続けてはいます。
が、まったく結果が残せずに
最近ではバス釣り自体が楽しくなくなってきていました。
そんな状態から脱却するキッカケになればと思い、
クラッシックのプレスアングラーに応募してみました。
10/23(土) 晴れ
当日5:30、土浦新港に着くと、
バスボートがずらりと並んでいて気分が高揚してきました。
「まだ時間が早いのかな」と思っていましたが、
横山会長の「おはようございます」の挨拶と共に
すぐさまミーティングが始まり、
自分は石井プロのプレスとして呼ばれました。
石井プロと挨拶をして、
スタートまでは「少し時間が空くのだろう」と思っていたら
すぐにランチングが始まり、
「あっ」と言う間に霞ヶ浦に浮いてました。
午前6時、試合がスタートし各艇が霞ヶ浦に散るなか、
最終フライトの石井プロは、
各艇がどこに向かっていくかをチェックしていました。
「自分は桜川上流を目指します」と教えて頂き、
石井プロのスタート。
「よろしくお願いします!」の挨拶とともプレーニング。
ものの数秒?で桜川河口に到着し、
「ここからはデッドスローなので20分ぐらいこのままです」とのこと。
その間、気を使って頂き、いろいろと話をして頂きました。
6時30分、ポイントに到着。(水中に杭があるエリア)
まずはシャッドを数投してから、
ベイトタックルでのノーシンカーへチェンジ。
何故このポイントかを聞くと
「プラで良い魚を取ったから」とのこと。
7時、「小せぇ~」と言いながらも500gほどの魚をキャッチ。
前年のクラッシックでデコってるとのことで「安心したー」。
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8時、上流へ流しながらノーシンカーをストラクチャーの際に投入。
アタリに合わせるもバラシ。小さかったらしい。
8時30分、「これ以上上流は浅いのでなし」と下流へUターン。
9時、1匹目が釣れた場所から下流へエンジンで移動。
移動先にて「見えバス」に翻弄される。
10時10分、再び上流へエンジンで移動。
桜川を出るか否かで迷っているとのこと。
10時30分、ワームのカラーチェンジ。
釣れないことに迷いが出てきた様子。
このあたりから石井プロが
「釣り好きの普通のオジサン」に見えてくる(笑)
11時、再度下流へエンジンで移動。
12時、再度上流へエンジンで移動。桜川と心中を決める。
12時20分、1匹目をキャッチした場所で釣りを再開。
12時50分、あたりが遠い為、
二人でプライベートについて会話をしていると、
石井さんがプロに変身。40アップをキャッチ。
無意識にアタリをとっていたとのこと。
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13時5分、さらに30後半の魚をキャッチ。
13時15分、30前半の魚をキャッチ。
リミットまであと一匹。
怒涛のラッシュに、「すごいですね」と言うと
「時合かな」とクールに言いながらも、
「天使が舞い降りた」と嬉しそうに言ってました。
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13時30分、「明日の為に温存したいので下ります」
「下りながらポイントポイントで釣りします」
移動の間、朝バラシた魚を後悔しながらも
「明日に繋がった!」と嬉しそうでした。
しかし、本当のドラマはこの後に起きました。
14時、「最後の数投」と言いながらのキャストにバイトがあり、
なんとリミットが揃ったのです。
これには二人で大喜び!
「やっぱりプロだな~」と関心した瞬間でした。
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そして、ウェイインに向かうと「けんちゃんどうだった?」
と選手・スタッフに声を掛けられている石井プロを見て
「みんなに支えられているな~」という印象を受けました。
初日の結果は、3370g6位、好スタートを切ることができました。
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そして夜はパーティーに参加させて頂きましたが、
石井プロはかなり緊張されている様子でした。
プレスの挨拶ではとりあえず笑いを狙おうかと、
「釣り好きオジサン」発言をしたところ、
以外にうけて安心しました。
でも、「釣り好きオジサン」は石井プロだけではなく
パーティーの場に居た人全員がそうだと思いますよ。
そうじゃなきゃ、朝早くに集合して
夜のパーティーまで居ないんじゃないですかね?
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10/24(日) 曇り
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二日目。今日も石井プロに同船させて頂くことに。
今日は1stフライト。
「今日も桜川を攻めます。ボートで走り廻らなくてごめんね」
と言って6時にスタート。
桜川を遡上する間、大量のペットボトルが入れられた
ポリ袋3袋が浮いているのを見つけひとまず陸に退避。
昨日も釣りの最中でも気になるゴミを回収されていて、
見習うべきところだなと感心しました。
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6時30分、昨日のポイント(水中に杭があるエリア)から釣りを開始。
水温は昨日より1度高い。リグはノーシンカー。
7時15分、ギルらしきバイトあり。
昨日はこの時間に魚を持っていたことから少し焦りがある様子。
テキサス・ノーシンカー・ジグヘッドと
素早くルアーをローテーションしていた。
9時、さらに上流へ移動。竹藪エリアをノーシンカーで攻める。
9時35分、もっと上流へ移動。
途中、底が丸見えで進入を間違えば
座礁してしまうようなところも難なくクリア。
「地形を熟知してるな~」と感心しました。
ここで移動中にゴムボートの一般アングラーと会話。
プラでも見かけた人とのこと。
挨拶をして通り過ぎました。
スピニングのダウンショットで釣りだすも
キャッチできたのはノンキーサイズ。
「自分のリズムじゃないから持続しない」とすぐにリグをチェンジ。
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10時20分、昨日のポイント(水中に杭があるエリア)へ戻るも、
コイ師の吸い込みが投げ込まれていて目的のエリアは攻められず・・・
11時、下りながらラバージグ・クランクを投げる。
水が悪いのか? 流れがないのか?
太陽が出ないことで水温が上がってないのか?
時合がきていないのか? 悩みながら釣りをする。
11時20分、渡辺選手とすれ違うもお互い「釣れない!」
11時45分、赤羽選手とすれ違う、お互い「心が折れそう!」
12時15分、上流へ移動。
シャッド、ダウンショット(スピニング)で攻める。
12時35分、魚探に気になる影が映ったので、
そこを重点的に攻め1匹キャッチ。
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12時50分、「魚が浮いているのか?」スモラバを投入。
しかし「スピニングは自分のリズムじゃない!」
13時15分、昨日の時合に期待して、
再度、昨日のポイントを打つ。
結局、異常が起きることはなくストップフィッシング。
二日目の結果は560g、
二日間のトータルは3930g14位という結果でした。
石井プロの結果は残念がっていましたが、
自分は二日間楽しく過ごすことができました。
それには「気を使わせない」石井プロの人柄が
自分と合っていたからのように思います。
失礼ながら、石井プロには
本当に図々しく接しさせて貰いました。
失礼があったら、この場を借りてお詫びします。
また、目に付くゴミはすべて拾う姿勢、すばらしいです。
実際、拾ったあとに釣れることが多いのにもびっくりしました。
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石井プロ! 来年も頑張って下さい。
温かくなったらプライベートフィッシングよろしくお願いします。
あと、W.B.S.スタップのみなさん、
二日間ありがとうございました。
W.B.S.は「子供の心を持った大人たちの集団」
というのが自分の印象でした。
非常にいい団体だと思います!
プレスアングラー 星野卓志
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