2008 W.B.S.プロクラシック17


香取潤一プレスアングラーレポート 石川智規



DAY‐1
通算3回目となるプレスアングラーの初日は、
Mr.ロールキャストの香取潤一選手との同船。
ボートはピカピカに磨き上げられ、
隅々まで手入れの行き届いた黒のスキーター。
フライト順は3番、ベタ凪の湖上を
約40分のロングドライブで北浦へと向かう。
途中、香取プロに促され後ろをみると
キレイな虹が七色の弧を描いていた。



北浦に着き、鉄杭と葦際を
クローワームのテキサスで撃ち始める。
先日の霞探の時にも見学させていただいたキャストだが、
そのテンポの良さとアキュラシーには驚くばかり。



バズベイト、スピナーベイト、ノーシンカーワームと
ローテーションしていく中、

7:18
ファーストフィッシュをキャッチ!
「ノーフィッシュの呪縛」から解放され、お互いに笑顔がこぼれる。




7:58、
沈船の向こう側と葦の間にキャストした瞬間に
「来ちゃった!」と香取プロ。
いかにも釣れそうなシュチエーションだが
ランディングが簡単にいかず魚が沈船の下にもぐりこみラインが擦れ、
見ているコチラもハラハラ!
長いやり取りの末、ランディングすると良いサイズ!!
香取プロいわく「矢幡でこのサイズが出るとは思わなかった。」との事。

8:13 
3匹目をキャッチするも惜しくもノンキーパー。
その後、バイトがあっても乗らないことがあったので
魚が小さかったのかも?

その後暫く釣れない時間が続きましたが
ピリピリとした感じは無くリラックスをしていて
良い感じのまま外浪逆浦方面へ。

パイプで組まれたヘラ台が幾つか並ぶポイントでボートが止まり、
テキサスリグを手にする。
「ここで釣っちゃいましょうか!」
と声を掛けるとマジでバイト!

11:31 
4匹目をキャッチし今度はしっかりキーパーサイズ。



11:49 
その並びでまたもやキーパーをキャッチ! 4本目!!
何かが「キテる」としか思えないようなノリノリな雰囲気。
外浪逆浦のワンドで水門と葦際をチェックするがノーバイト。
そろそろ帰着時間を計算し常陸利根川へ移動。
「ここでリミット揃えちゃいましょう!」
と、声を掛けるが、そうはうまくいかない。

13:19 
流入河川河口付近の葦際へテキサスリグを撃ち込むと
ロードランナーが弧を描き見事にリミットメイク!!!
キテると言うより「神懸り的!」



すぐさま土浦新港へと移動し、
すぐ近くのドック周りをチェックするもノーバイト。

帰着後、ランチング待ちの間に他の選手の様子を伺うと
リミットメイクしている選手は多くない感じで期待大。

結果は3360gで初日3位!
トップと230g差とクラシックチャンプを
充分狙える成績で折り返しを迎えた。

1日を振り返ると3番フライト→初日3位、七色の虹→7バイト
正体不明の「北浦の主」との遭遇があったり、
なにか不思議な1日だった。

2日目は香取プロ(カトリーヌ)にメーカーさんが乗るため
一日だけとなりましたが、香取プロどうもありがとうございました。